世見
2022年2月6日(日)
引き籠り
寒空に、お日様がニコニコと顔を出してくれるだけで、心の中は春気分。
お日様の凄さにはいつも驚かされます。
私ね、お日様にいつもお願いをするのですよ。
引き籠りの人々がお日様と仲良しになり、引き籠りから脱却出来ますようにと。
引き籠りとは社会参加が出来なくなった人のことをいいます。
今は引き籠りの長期化・高年齢化も気になります。
これまで引き籠りが社会問題にあまりならなかったのは、社会との間に家族がいたからだと思いますが、引き籠りをしている人が高齢になり、その親も高齢者になり、今までやれていた役割を果たせなくなってしまっています。
経済的にも、精神的にも、親子ともども心が痛むことでしょう。
この引き籠り問題は、増々深刻化して行くことでしょうね。
昭和と言えば、子供部屋なんていうのもなく、大勢の家族が皆で6畳一間に寝起きしていた頃がありました。
いつの頃からか、子供部屋が登場して、子供が一人で過ごせるようになり、引き籠りという子供達をつくりました。
「家族団欒は食卓にあり」のイメージが強かった昭和。
テレビが普及し、家族との会話が食卓から消えて、テレビを見ながらの食事をする家族が増えて行くと、家族との会話が段々と少なくなり、子供達は子供達で、自分の好きなことが出来る部屋で時を過ごすようになりました。
人というのは、家族との会話が少しずつ減って行くと、自分の気持ちを表現出来る場がなくなり、自分だけの生活に入りやすくなる気がします。
先ずはたわいのない会話が出来るかどうかに、私達の生き力アップの鍵があるように思います。
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スマホが普及し、益々、家族とのコミュニケーションが減ったような気かしますね、、、