世見
2022年1月28日(金)

通貨単位「円」  

あなたは何をしている時が楽しいですか?
好きなことをしている時というのは疲れを感じませんし、飽きることもありませんが、仕事や勉強というのは数時間もすると飽きてしまうことがあります。
同じ作業を続けると飽きるのは、脳が“疲れた”とサインを出している状態なのですって。
だからね。飽きてきたら気分転換のため、別の作業に切り替えるのがいいみたいです。
何でも嫌々やっているとミスが増えて来たり、ものが考えられなくなったりします。そんな時というのは脳の一部が酷使されたと思い、活性酸素を発生させ神経に炎症を起こしているのですよ。
ところがです。
好きなことや、遣り甲斐があることに集中していると、達成感や喜びによって脳の疲労感がかき消されるのです。
でもね、疲労感を感じなくても実際には披露しているのですから、好きなこととはいえ、程々が肝要だと思います。
話は変わりますが、日本のお金の単位が何故「円」なのかご存知ですか?
円へと変わったのは1871年です。
明治新政府が「新貨条例」を公布し「円」「銭」「厘」という新しい単位を決定しました。
この円という呼び名は、それまでの小判型や長方形の形が、全て円形になったことから付けられたと言われています。
ちなみに、銭という単位は、アメリカのセントと発音が似ているからと言う理由で決まったみたいです。
時代劇に登場するのは千両箱、この「両」の下の単位は「分」や「文」です。
それまでの1両を1円としたようですよ。
当時は1両が1ドルと交換出来ましたからね。
アメリカドルと日本円の相場は、1ドル1円からスタートしたのです。