世見
2021年12月28日(火)



死刑制度  

12月も今日くらいになると、今年も終わる気分が高まります。
冬の夜空を見上げると、お月様が少し寒そうに見えるから不思議です。
お元気でしょうか
私ね、今あなた様に手を振りました。
目の前の原稿用紙の向こう側に、この原稿をお読みくださる人、人、人の顔が見えたからです。
私を支えてくださるあなた様に「ありがとう」を申し上げます。
今日のような日に何を書けばよいのやら。
暫しポーッとしていますと、今まで聞こえなかった時計の針が進む音が「チッ チッチッ」と聞こえます。
時が進んでいるのだと思った時、来年かなぁ~、死刑制度が問題になっている気がして来ました。
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12月22日に東京弁護士会という問題になっている組織が死刑制度に抗議する声明をだして騒いでいたから書いたのでしょう。。。



<日本の場合>
日本の法律では、死刑確定後6ヵ月以内の執行が定められているのですが、現実には時の法務大臣の考え方で左右され、執行までには平均で7年11ヵ月費やされてもいます。
死刑囚に係る食事代、医療費、職員の人件費等を入れると、年間250万円税金がかかるとも言われます。
あのフセイン元イラク大統領は、死刑判決を受けてから4日後、死刑が執行されました。
人道的観点から、死刑制度は存続するべきか、廃止するべきかが、よく議論にあがります。
死刑廃止国は、ヨーロッパを中心にアフリカや中南米の国々にも広がっています。年間の死刑執行が最も多い国は中国です。
続いて多いのはイスラーム教の国々です。
日本に於いては、凶悪犯罪には死刑適用が必要という考え方に立っています。
来年も、無差別殺人を考える人が出て来そうで心配です。