松原照子世見
2021年9月30日(木)


世界自然遺産  

「世界遺産」に登録されるのは、ただ美しいとか、古くて珍しいからではありません。
選考にあたっては、人類にとってどのような価値があるかが厳しく問われます。
「世界遺産」には、文化遺産・自然遺産・複合遺産があります。
「世界遺産」の目的は、地球と人類が作り出した貴重な遺産を開発や戦争から守り、未来の人々へ伝えることです。
私が目にした世界遺産はほんの少しですが、グランドキャニオン国立公園には、感動以上の表現出来ないもの凄さを感じました。
何と20億年分の地層が見える巨大な渓谷、コロラド川が大地を削って出来た大渓谷でした。
深さは最大約1,800m、谷の幅は最大約30kmもあるのです。
地球の歴史を見ることが出来る地層は、幾層にも露出していました。
最も下層には、地球最古となる先カンブリア時代の地層も見ることが出来ます。
車で走っていると、そこがグランドキャニオン国立公園かどうかわからない。
低い場所にグランドキャニオンが広がっていたのにはビックリでした。
地球が誕生してから経過した時間は、45億年。
今月も今日で終わります。
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世見はリアルタイムに書いています


2021年の9月が終わるのです。
悠久の時間が経過する中で、自然界は凄いものを創り上げます。
私達は日々の生活に追われて、世界遺産に想いを寄せることをあまりしませんが、秋本番も目前、コロナ禍で旅はお預けかもしれませんが、心だけでも日本の世界遺産に目を向けて欲しいと思っています。
登録を目指す遺産もあります。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が世界自然遺産に登録されたことがとても嬉しかったです。
明日から10月がスタートします。