松原照子世見
2021年9月10日(金)


日本最古の旧石器遺跡  

秋風が、夏の過ぎ行くのを名残惜し気に包み込み、私の頬を撫でながら通り過ぎて行きます。
秋一色に染まるのはもうすぐですね。
アイスコーヒーの氷の音から、香り立つ湯煙が心をホッとさせます。
温かいコーヒーに変わり、我家も少しずつ秋になっています。
今日は大安。宝くじを買いたくなりました。
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世見はリアルタイムに書いています


宝くじを買うと、当たった時の使い道を直ぐ考えてしまいますが、夢は直ぐに覚めます。
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使い道を考えている時が幸せかも、、(笑)


私は昭和生まれですが、昭和は元年から数えると今年で96年、まだまだ昭和元年生まれの方々が多くおられます。
今日も明るく、笑顔全開で過ごしましょうね。
歴史ってね。
まだわからないことが沢山あります。
謎が多いということは、面白さもいっぱいあるということです。
宮城県黒川郡大和町は、ササニシキの本場の仙北平野の西端です。ここには日本列島最古の旧石器遺跡があります。
この遺跡は、何と何と実に37万年も前のものとされているのです。
ということは、この遺跡に住んでいた人々は、ウルム氷期より前、リス氷期にやって来たことになります。
彼らが、当時一面が大平原だった東シナ海を、徒歩でやって来たとしたら凄いことです。
彼らが使用した石器型や製法というのが、中国の周口店第一遺跡から出土したのとほぼ同じだというのですから、北京原人が徒歩で日本列島のこの地に来たことになります。
37万年前に思いを集中させてみても中々イメージが湧きませんが、人類の歴史は途轍もなく奥が深い。
37万年後の日本は想像すら出来ませんが、37万年前を垣間見られる遺跡。旅に自由に出掛けられるようになったら、ぜひ出掛けてみたいものです。