松原照子世見
2021年9月6日(月)
独裁者ヒトラー
20世紀初頭のことでした。
前世界に悪名を轟かせた独裁者がいました。
ヒトラーです。
ヨーロッパ全土を恐怖に陥れた人物です。
ポーランド、フランス、チェコといった国々は何故、瞬く間に屈伏してしまったのでしょうか。
オーストリア生まれの母親想いのヒトラー、芸術家志望の青年だったヒトラーが、どうして冷酷な人に変貌してしまったのでしょうか。
オーストリア併合を宣言するヒトラーは、主役の自分に心が喜んでいるのを体中で感じていたことでしょう。
大群衆の目前で演説をする時、人はもしかすると、自分が神に近付いたと思うのかもしれません。
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かもしれない~
それも大群衆は崇拝のまなざしで自分を見つめているのですから、自分は特別な人と思えたに違いがありません。
ニュールンベルグでは毎年、ナチス党大会が行われていました。
ヒトラーが最も勢い付いていた1935年大会の中の自分、会場は人、人、人。どれだけの人なのだろうかと思える大群衆です。
その前で自分の話す声が人々の心を捉え、嵐のような息遣いが会場中に熱く広がるのですから、興奮もしたでしょうし、自分の力も感じたでしょう。
人が変貌するのに、あまり時間はかからないとしか思えません。
アドルフ・ヒトラーは、1889年4月20日に生まれました。
恵まれた環境下で、幼年少年時代を何不自由なく送ったヒトラー。
ヒトラーに弁舌の才能がなかったら、独裁者にはなっていなかった気がします。
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気がする~
ヒトラーが退学をしなければ、又、歩んだ道は違ったかもしれません。
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もしも~
かもしれない~
16歳の時のことです。
ヒトラーが芸術家になっていたら、歴史も大きく変わったことでしょう。
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もしも~、
かもしれない~
タラレバ、、、