1964年東京大会の競技映像を振り返るのは、「伝説のオリンピックガードマン」渡辺直美だ。振り返りが終わると、渡辺は最後の準備をするために、コントロールルームのチームメンバーたちにキビキビと指示を出す。日本のオフィスさながらに、スタッフたちは皆慌ただしい。そんな中、スクリーンには「READY?」の文字が現れる。スクリーンは移動して、コントロールルームを丸く取り囲む。会場にはさまざまな言語で「READY?」の文字が。渡辺らが上空を見上げると、そこには拡張現実(AR)で地球が出現する。

 地上では、ひとりでに走る光る球と呼吸を合わせて女性ダンサーが舞う。上空に現れたドローンは、フィールドのプロジェクションマッピングの変化にあわせて、五輪のエンブレムから地球へと、鮮やかに変化していく。






いよいよ選手の入場だ。世界大陸を模したステージの合間を、各国のアスリートが行進する。

 入場が終わると、空中に出現する世界地図。やがてその地図は、会場の中心に吸い込まれていく。その先にあるのは、IOC会長や組織委員会会長のためのスピーチ台だ。



天皇の開会宣言が終わると、世界大陸をかたどっていたステージは、鳩のフォルムに。空からは、鳩をかたどった無数の紙飛行機が降ってくる。

競技紹介は任天堂の宮本茂代表取締役が監修したものだ。会場のスクリーンに流れるビデオでは、2016年リオ大会にも登場したスーパーマリオが、土管を通って東京にやってくる。マリオがボールを投げると、ボールは日本が誇るキャラクターたちに次々とパスされていく。ハローキティから『キャプテン翼』の大空翼、ドラえもん、『ドラゴンボール』の孫悟空、パックマン、ソニック、ピカチュウ……。最後に再びボールはマリオの手に。マリオはそこから、会場に設けられた二つのスクリーンにダイブ!そして始まるのは競技紹介だ。キャラクターのCGたちが登場し、盛り上げていく。

いよいよフィナーレだ。先ほどは鳩の形だったステージが、今度は聖火ランナーをかたどった“ヒューマンステージ”に。聖火を持って走るランナーのフォルムだ。最後の聖火ランナーは、ヒューマンステージの心臓部にある点火台に火をともす。すると、ヒューマンステージの輪郭をなぞるように次々と花火が燃えていき、火は聖火台の頂点に到達する。

 東京五輪の始まりだ――。






この開会式は潰され、日本らしさが全くない、お葬式のようなワケワカラナイ開閉会式になりました

日本のおかしさ、メディアの異常さにさすがに気付いた人が増えたのではないでしょうか?

第3次世界大戦は始まっています…