松原照子世見
2021年7月29日(木)
特攻隊
いろんな思いの体験をしました。
悲しかったことや寂しかった時のことなど、思い出すことはあまりありません。
楽しかった時や嬉しかった時のことの方が思い出せるのは、きっと心が明るい気持ちになりたいからだと思います。
あなたも、ご自分の心が軽くなる思い出を、思い出されてみては如何でしょうか。
今日という日は今日しかありません。
同じ一日なら、心が爽やかな風に包まれる思いの方がいいと思いますよ。
日本は戦争体験国です。
戦争中のことを思いだせる人は高齢者ばかりになりました。
「神風特攻隊」と書いても、わからない若者も多いことでしょう。
生還を前提としない、「死」を前提とした攻撃を特別攻撃と言い、略して「特攻」と言ったのです。
太平洋戦争末期ともなると、陸軍、海軍とも劣勢を挽回するために、特攻を多用するようになったのです。
航空特攻は帰りの燃料を外され、片道分の燃料のみを積んで、爆弾を搭載して飛び立ち、敵艦艇に体当たりをするのが任務です。
「自分自身の命と引き換えに敵を倒す」
特攻隊の人々の胸の内を知ることは出来ませんが、兵士達に死を強いた最悪な戦法にしか思えません。
日本海軍は2種類の特別攻撃機を製作しました。
その名は「桜花」と「橘花」。
両機とも“人間ミサイル”と言っていい特攻兵器です。
アメリカ同時多発テロの歴史的惨劇時、20人近くものアラブ青年(実行犯)が自ら参加したことと、特攻隊の方々とを同じにはしたくありませんが、自分の命と引き換えに目的を果たす思いは、よく似ている気もします。
今年も8月15日に終戦の日を迎えますが、日本のために特攻隊で命を散らした若者達がいたことだけは忘れたくありません。
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今の私達が生きているのは
日本を護り生き抜いてくれた先祖達のおかげです
命を繋いでくれてありがとうございます。