松原照子世見
2021年7月11日(日)

世界が100人だったら  

2001年12月に刊行された本『世界がもし100人の村だったら』という本を改めて読んでみますと、当時は世界に63億人の人がいたのがわかります。
この本にはこのように書かれています。
「世界には63億人の人がいますが、もしもそれを100人に縮めるとどうなるのでしょう」
100人の内52人が女性で48人が男性です。
30人が子供で70人が大人です。その内7人がお年寄りです。
90人が異性愛者で10人が同性愛者です。
70人が有色人種で30人が白人です。
61人がアジア人です。
13人がアフリカ人です。
13人が南北アメリカ人です。
12人がヨーロッパ人です。
あとは南太平洋地域の人です。
33人がキリスト教
19人がイスラム教
13人がヒンドゥー教
6人が仏教を信じています。
5人は木や石などすべての自然に霊魂があると信じています。
24人は他の宗教を信じているか或いは何も信じていません。
20人は栄養が充分ではなく1人は死にそうなほどです。
でも15人は太り過ぎです。
今から20年前の本ですが、きっと今も変わっていないことでしょう。
次の文章が私の心に痛みを感じさせます。
「75人は食べ物の蓄えがあり雨露をしのぐところがあります。
でもあとの25人はそうではありません。
17人はきれいで安全な水を飲めません」
あなたはこの文章を読まれてどんな思いがしましたか?