カナダ・ブリティッシュコロンビア州の気象当局によりますと、6月29日、気温は49.5度を記録し、3日連続でカナダの観測史上最高記録が更新されました。今回の猛暑は、上空の高気圧が熱い空気を閉じ込める「ヒートドーム」と呼ばれる現象によるもので、しばらく続くとみられています。


50度近い気温を観測するなど、記録的な熱波が続くカナダ西部で、突然死した人が486人にのぼることがわかった。

西部ブリティッシュ・コロンビア州の検視当局によると、6月30日までに突然死として報告があった件数は486件にのぼり、検視当局は、死者の多くは、猛暑が原因の疑いがあるとみて調べている。

また、州内の最大都市バンクーバーの警察によると、こうした突然死をめぐる通報のうち、3分の2は70歳以上の高齢者だったという。