松原照子世見
2021年6月28日(月)

Black Lives Matter 

ブラック・ライブズ・マター(BLM)
「黒人の命は大切だ」という意味の言葉です。
このようなことを改まって言わなくてはいけないなんて悲しいことです。
あなた様もご覧になったと思いますが、黒人男性が警官に組伏せられ、8分45秒にわたって首を膝で圧迫されて亡くなられたシーンは、心の奥で何かが弾け飛びそうな辛い映像でした。
目撃者が撮影した動画がSNSで広まりましたが、誰もこのことを止められなかったのでしょうか。
このことから全米で、警官の理不尽な暴力に反対する激しい抗議デモが起こりました。
この時人々が訴えたのが、「ブラック・ライブズ・マター」(黒人の命は大切だ)でした。
だいたい地球に於いて、奴隷というおぞましい制度があること事態が悔しい。
1862年 奴隷解放宣言。
1992年 ロサンゼルスで暴動
黒人に対する警官の暴行がきっかけで、大規模な暴動が発生しました。
アメリカで、黒人が白人警官によって殺される事件が相次いでいます。
今はアジア系の人々が被害に遭っているというではありませんか。
12歳のタミル・ライスさんは、公園でおもちゃの銃を持って遊んでいたところ、通報を受けた警官に射殺されるし、絞め技により窒息死されたのが43歳のエリック・ガーナーさん。フィランド・カスティールさん32歳は、運転中に白人警官に呼び止められて射殺されてしまったのです。
事件が起きても警官が不起訴になってしまうことも多く、自警団員によって射殺された事件も、17歳のトレイボン・マーティンさんは自宅へ帰る途中、射殺という悲劇に遭うのですが、自警団員は無罪になっているのです。