松原照子世見
2021年6月20日(日)
子供の貧困
子供達の楽しげな声は平和のしるし。
子供達は未来を輝かせる宝物。
でもね、2020年に発表された「令和元年国民生活基礎調査」では、子供の貧困率は13.5%、日本の子供の凡そ7人に1人が貧困だという計算になるのです。
特に目を引くのが、母子家庭などの一人親に於ける貧困率の高さです。
「国民生活基礎調査」での各種世帯の生活意識は、母子世帯の実に86.7%もの人が「生活は苦しい」と答えているのです。
子供の貧困率の数字を見ると、日本は本当に先進国なのかと思ってしまいます。
アメリカ、中国に次ぐ国内総生産(GDP)第三位を誇り、経済大国と称されている日本。
その日本が貧困社会問題化しているのは何故なのでしょう。
私には何も出来ませんが、いつもこの問題が心に刺さります。
「子供食堂」って、お聞きになったことはありませんか?
地域の子供やその親に対して、無償もしくは低額で食事を提供する場所のことです。
地域や自治体など、運営母体は様々だといいますが、運営費は多くの場合、ボランティアや寄付などで賄っておられるのですから、ご苦労の多いことだと思います。
最近では、子供食堂が増えていると言われるのを耳にしますと、胸が熱くなります。
子供の居場所・学習支援など、活動も多様化していることには感謝申し上げたいのです。
ここまで書いただけで目頭が熱くなります。
私も、結婚をしてすぐに離婚をして、娘には淋しい思いをさせたことがあるので親の気持ち、子の気持ちがわかります。
でもね。過ぎてしまえば、嫌な思い出って思い出すこともなくなります。
ご苦労をなさっている皆様、「頑張ってください」。
心から応援申し上げます。