松原照子世見
2021年4月16日(金)
死後の世界観
イスラムにおいて人間の死は、肉体からの霊魂の分離と考えられていると言います。
これは、死を罪に対する罰としてとらえるキリスト教に比べて、自然的死に近い考えだそうです。
コーランでは、死の天使が人間の体から霊魂を抜き取る、とされているのです。
古代の人々も、人間は死んだら何処に行くのだろうと思っていたようです。
太古の遺跡を見ますと、宗教の痕跡があり、死後の世界に対する疑問などから、人間にとって根源的、普遍的な問題解決の糸口として宗教が誕生したのだと思います。
各宗教が示した死後の世界観。
↑↑
元々は一つから生まれでたものですが…
その時代の人々の都合のいいように解釈が変わっていきました…
私達人間にとって避けて通れない死の不安・苦しみを、宗教は他界や来世といった思想で和らげて来ました。
私の考えなのですが、願望ではなく、次の世「来世」があって前世を引きずっている気がしています。
前世と申しましても、前世の記憶がない私としましてはこれが答えだと申せませんが、多くの人々の心の中に前世の残り香が漂っている気がしています。
↑↑
魂は無限です
肉体は有限です
全ては表と裏で一つ
あの世とこの世で一つ
想いの世界と現れの世界
喜びの本体はあの世(心)
現れはこの世
視ている時と視ていない時では物質の動きは変わります。
そこまでは量子力学で証明されました。
この世は想いで出来ている…
只、宗教というのは、時折死に対しても天国と地獄を作り、極楽浄土なる教えを信者に植え付けます。
↑↑
あの世に人間のいう地獄などありません…
このことが悪いと申し上げているのではなく、非イスラム教徒は墓の中で天使から罰を受け続けるとか、非イスラム教徒と完全な悪人が地獄に送られる、などとキリスト教は教えているのですから、何となくスッキリとはしません。
仏教は死に対して輪廻思想です。
前世の生き方に応じて次の生が決まると言っているのです。
仏教では輪廻の思想、キリスト教やイスラム教ではこの世の終末に最後の審判によって裁かれるという来世観が育まれています。
どちらにしても今を大切に生きることですよね
↑↑
日本は元々、神道国家です
日本人から神の理を取り戻していきましょう
きっと、日本人の精神性が世界を救います
調和が大事。