平等とか公平とか申すのは悪魔のワナである。

天地をよくみよ、人民の申す如き平等も公平もないであろうがな、一寸のびる草もあれば一尺のびる草もあるぞ、一寸の草は一寸が、一尺の草は一尺が頂天であるぞ。これが公平であり平等と申すもの。

人民は選挙と申すマヤクに酔ってゐるぞ、
選挙すればする程、本質から遠ざかるぞ。
他に方法がないと定めてかかるから、
悪魔に魅入られてゐるから判らんことになるぞ。 

平等愛とは、差別愛のことぞ。


公平と云う声に騙されるなよ。

数で決めるなと申してあらうがな。

群集心理とは一時的の

邪霊の憑きものぞ


上から乱れているから下のしめしつかん。
われよしのやり方では世は治まらん。

出足の港は二二(夫婦)の理(ミチ)からぢゃと申してあろう。真理と申してあろう。これが乱れると世が乱れるぞ。神界の乱れイロからぢゃと申してあろう。男女の道 正されん限り、世界はちっともよくはならんぞ。今の世のさま見て、早う改心、結構いたしくれよ。和は力ぞ。 

清めるとは和すことである。
同じもの同志では和ではない。

違ったものが和すことによって新しきものを生むのである。

奇数と偶数を合わせて、新しき奇数を生み出すのである。
それがまことの和であり清めである。

善は悪と、陰は陽と和すことぢゃ。

和すには同じあり方で、例えば五と五との立場で和すのであるが、位に於いては陽が中心であり、陰が外でなければならん。

天が主であり地が従でなければならん。

男が上で女が下ぢゃ、

これが和の正しきあり方ぞ。

さかさまならんぞ。

これを公平と申すぞ。


口先ばかりでよいことを申すと悪くなるのぢゃ。

心と行が伴はねばならん。

判りきったこの道理が行はれないのは、そなたを取り巻く霊の世界に幽界の力が強いからぢゃ。