世見
2020年9月27日(日)
キャロライン像の花束
科学がこれほどまでに発展している現代に於いても、「これってどういうこと?」と思いたくなるお話って数多くあります。
都市伝説だったり、“怪奇”と言いたくなるお話だったりと、この手のお話は後を絶ちません。
「キャロライン・ウォルターの墓の花束」という不可思議なお話をあなたは聞いたことってありますか。
1867年に本当にあったお話からこの物語はスタートします。
16才という若さでキャロラインは亡くなりました。
悲しみから逃れられない家族は、精密な等身大の彫像を彫刻家に頼み、キャロラインがベッドに横たわる姿の墓石をつくったのです。
ここまでは家族の悲しみが伝わって来て胸の奥が熱くなるのですが、ここからが不思議としか言えないお話になっていきます。
この彫像の腕の辺りに毎年欠かさず置かれる花束なのですが、何と150年以上も、毎回同じ位置に置かれていると言います。
勿論供えている人物が誰なのか、未だにわからないのです。
150年以上続くこの出来事、一人の人が継続して花束を置くことは出来ません。
代々言い伝えとして、毎年欠かさず意志を受け継いでいる人がいると考えてみても、どこか不自然です。
私はこのお話を知って、とてもステキなお話だと思いました。
ドイツのフライベルクで亡くなったキャロライン・ウォルターは、あの世でこのことを見て何を思っているのでしょうか。
多くの人は、この話を聞いて不気味な話とは思わず、ロマンチック伝説として語り伝えているようです。
キャロラインは今頃、天使になっているかもしれませんね。
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かもしれませんね…
なっていないかもしれません…
信じるか信じないかは
あなた次第です…