世見
2020年9月15日(火)


多民族国家・中国  

中華人民共和国はどこへ向かうのだろうか。
13億8,560万人の大所帯、面積はというと9,597万km²もある。
通貨単位は人民元、首都は北京、主要言語は漢語。国家主席は習近平、6月15日で67歳になった中国のトップです。
中国には55の少数民族が居住し、人口の約8%にあたる1億643万人もいます。
この中にはモソ人といわれる未認定民族、約73万人も含まれています。
言葉もチワン語、チベット語、モンゴル語、ウイグル語といった、漢語ではない言葉を話す民族もいます。
イスラム教徒やチベット仏教を信仰している人々も中国に住んでいるのです。
文字だってアラビア文字、チベット文字、モンゴル文字があり、使える人が少なくなりましたが満洲文字もあるのです。
こんな人々が住む中国が、本当の意味の統一って、力だけでは出来ないと私は思うのです。
華僑達の故郷、華南一つを見ても、中国革命の主役達が生を受けた地でもあり、この地から海外に旅立って行った華僑の人々の故郷への思いは強く、風光明媚な景勝地と多彩な表情が見られるのが華南です。
雲南は聖なる山々が聳え立ち麓では少数民族が営みを続けています。
ここには都会人がどこかに置き忘れてしまった自然美が色褪せることなく生き続けています。
古城の散歩道 高原の古都 山間の美景には心を奪われます。
四川 チベットは霧に包まれる町は心が落ち着きます。
万年雪をいただく山々、豊かな水。
老子や仏の教え、偉大な自然の神秘、古今の英雄物語、険しい山岳に囲まれた四川は一つの独立した小王国にも見えて来るのです。
四川省の人口は約8,329万人 チベット自治区の人口は約262万人。
このような人々が住む中国。
統一は難しいのではと思うのです。

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以上、ニュース見た中国の浅い感想文でした