世見
2020年7月9日(木)
中高年の引き籠り
新型コロナウイルスが蔓延したために、先送りされた多くの様々な問題があります。
バブル崩壊後、就職氷河期が来ました。
30代半ばから40代半ばの人の中には、新卒時に就職難だったために、現在も非正規雇用の人や無業状態の人が多いといいます。
流行語でこんな言葉があったのをご存知ですか。
「ネットカフェ難民」 2007年
「派遣切り」 2009年
「無縁社会」 2010年
「ブラック企業」 2013年
中高年の引き籠りが起きたのはこうした背景があったからかもしれません。
「就職氷河期世代」といわれる時代はバブル崩壊後で、日本経済はどん底でした。
このことで、この時期高校や大学を卒業して社会人になった人達は空前の就職難となり、この世代の人々のことをこのようにいうのです。
この世代の人の中には、新卒時、正社員として採用されなかったために、フリーターや派遣になった人も多くいると言われています。
その後もキャリアを積むことが出来ず、不安定な働き方をされておられる人が多くいるのが、30代半ばから40代半ばなのです。
これじゃ、日本の発展なんて見ることが出来ません。
中堅社員が少ないということは、企業にとって技術の継承が出来なかったりすると思うのです。
昨年度、中高年の引き籠りが推計61万人もいるというのですから、就職氷河期世代の人にどれだけ悪影響を与えたかわかります。
こうした引き籠りの人達の親も高齢です。年金暮らしの70代の親と、40代の引き籠りの子の問題は、とても大きな課題だと思います。
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