世見
2020年6月29日(月)
東京オリンピック
本来であれば、昭和39年10月10日の東京オリンピック開催の時のように、今頃は東京オリンピックに向けて日本中が盛り上がっていたことでしょう。
前回時の東京オリンピック前日は、台風の接近によって雨模様で、人々は次の日の本番では晴れることを祈ったといいます。
10月10日の東京は雲ひとつない快晴に恵まれ、人々の願いが叶ったかのようでした。
午後2時、ギリシャを先頭に各国選手団が入場する姿を、会場の7万2000人の大観衆が迎えたのです。
参加国と地域は94、参加人数は5,000人以上にも及び、当時、オリンピック史上最大の規模で東京オリンピックはスタートしました。
日本選手団は総勢437人。
真紅のブレザーと、純白のスラックスかスカート。
彼らが入場すると、轟くが如くの歓声があがりました。
多くの日本人はこの瞬間、感涙にむせたと言われています。
新型コロナウイルスが悪さをし過ぎたばかりに、今年は東京オリンピックの開催はありません。
昭和39年の時の東京オリンピックは、戦後19年にして開催が出来るまでに立ち直った日本を世界に知らしめた復興オリンピックでもありましたが、来年は新型コロナウイルスに勝利した証の東京オリンピックになって欲しい、と願わずにはおれません。
前回のオリンピックでは昭和天皇が開会宣言をされました。
この後、陸上自衛隊の音楽隊によるファンファーレが鳴り響き、1万個のカラー風船がスタンドから舞い上がりました。
今とは違い、演出は手作りのようでしたが、忘れられない一日になったのです。
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松原照子氏的には
「2020年の東京オリンピック開催はない」
と予知した事にし、当てた事にして終わらせたので、もう開催されようが、中止になろうが、どうでもいいのでしょう…
保身の事だけって感じる~気がする~