世見
2020年6月29日(月)
中国のアフリカ戦略
急速な経済成長をした中国。
経済成長を支えるためには、膨大なエネルギー資源が必要です。
特に必要なのが石油です。
国産石油だけではとても賄いきれないのです。
そこで、アフリカ諸国と積極的な資源外交を展開しなくてはいけません。
資源の宝庫であるアフリカ諸国との関係を深め、優先的に輸入させてもらわなくてはいけないのです。
ターゲットは スーダン。
スーダンのインフラ整備事業。
ところが、スーダンの民族紛争は中々治まらないのです。
中国はそうしたスーダンで、道路やパイプラインなどのインフラ整備を請負い、その見返りとして、大量の石油輸入が出来ているのです。
ところがです。
同国内の紛争において、中国から輸入した武器が使用されているというのですから驚きです。
民族紛争に中国の武器。
いったいどうなっているのでしょうね。
中国はアンゴラにも目を付け、鉄道修復事業に関わり、鉱物資源の獲得を目論みました。現在かなり目論見通りに事が進んでいる気がしています。
中国はアフリカの政情・経済を不安定にして、民主化への道を遅らせ、植民地支配化したいと思っている気さえするのです。
残念なことに、この10年でかなり計画通りに事が進んでいるとしか思えずにいます。
石油のために内戦にまで関与。
中国の資源外交は、間違いなく民主化の移行を遅らせています。
ヘグリグ油田はすでに中国のものになってしまいました。
中国への石油の流れから目が離せません。
次なるはレアメタルに水資源。
日本は大丈夫かなぁ~。
↑↑
歴史感想文ですね…
1960後半~1970年初頭頃に
尖閣諸島近海に天然ガスや石油があると国連の専門機関が調査報告を発表してから、突如、中国は
「昔から自分達の領土だ」と言い張るようになりました…
1960年代まで、中国共産党の機関紙
「人民日報」
に尖閣諸島を日本領と明示した地図を掲載していたのにね…
水資源、食料資源豊富な北海道も買収されていますよね…資源あるところには領土争いありです…
日本は資源がないと言われていますが…、資源国家です。
海底には資源が数百年分あります。
ない事にしておかないと、、
儲からなくなってしまう方々がいますよね…