世見
2020年6月25日(木)
イギリスのEU離脱劇
新型コロナウイルスのことを、「昔大変なことがあったのよね」と語られる日は必ず来ます。
今は未だこの新型コロナウイルスが心の中に住んでいますが、それよりも、この新型コロナウイルスのおかげで世界経済はボロボロです。
街から人が消え、ゴーストタウンのようになりました。
観光客の楽しげな表情も見ることが出来なくなりました。
ホテルやお店や至る所でキャンセルの嵐。
今までこのような光景を目にしたことがあったでしょうか。
深刻化することであろう世界経済。
この新型コロナウイルス事件が終わりを告げた時、世界はどれだけの痛手を受けていることでしょう。
銀行倒産だって真実味を帯びることでしょう。
新型コロナウイルスの影に隠れてしまっていますが、イギリスのEU離脱劇もそろそろ問題も出て来そうに思います。
国民投票の結果、EU離脱が僅差で決まりましたが、アイルランド共和国との国境での問題は実に大きな問題です。
アイルランド島の一部イギリス領では、イングランド人とアイルランド人の間で帰属を巡る紛争が続いていましたが、和解出来た理由は両国がEUに加盟し、アイルランドの国境が消滅したことでした。
ところが、イギリスのEU離脱紛争がいつ再燃してもおかしくありません。
新型コロナウイルスのおかげというのも変ですが、今は先送りされたこの問題、今後EUとの間に輸出品には関税が掛かることになるために、思った以上の問題が起きるかもしれないのです。
EUとは、ヨーロッパの国々がひとつの国のように結び付くために誕生した連合組織ですが、新型コロナウイルスが苦しめている国も多く、今後EU問題は世界を巻き込んだ経済問題に発展することでしょう。
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