世見
2020年6月24日(水)

美空ひばりさん 

平成元年6月24日、戦後の日本人の心を癒してくれた国民的歌手、美空ひばりさんが亡くなりました。
52歳の若すぎる死でした。
「ひばり死す」の号外が人々の心を凍らせたのが、6月24日の今日なのです。
この「ひばり死す」の一報に政府も動き、女性初となる国民栄誉賞が贈られました。「戦後の荒廃の中で国民に夢と希望を与え その唄は永く愛唱された」と、政府が認めた国民的大歌手、それが美空ひばりさんでした。
9歳の時には早くも歌手デビュー。
数々のヒット曲で、敗戦から立ち直ろうとする日本人の心を癒し続けた美空ひばりさん。
あなた様も心の何処かに、美空ひばりさんの歌声が届いていることでしょう。
天才少女歌手と言われ、歌と共に歩んだ美空ひばりさんの人生を、私達は憧れだけではなく、歌と共に、私達と共に人生を終えた人だったようにも思います。
いつしか人は、美空ひばりさんのことを“歌謡界の女王”と呼びました。
ひばりさんの人生を見ると、華やかな表舞台とは違い、小林旭さんとの結婚、そして離婚、二人の実弟を若くして亡くすなどの不幸にも見舞われたりもしたのです。
こんな大事件もありました。
三代目山口組の田岡一雄組長との関係が取り沙汰されて、バッシングを受けたりもしました。
40代からはご自身も肝炎に悩まされ、50歳を過ぎると入退院を繰り返しましたが、完成したばかりの東京ドームで不死鳥コンサートを開き、39曲を熱唱、この時のひばりさんは歩くのもやっとという体調でした。
1988年4月のことです。
このコンサートから1年後の1989年6月24日、美空ひばりさんは永眠したのです。
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世界中の大きな地震が起きる前にはお知らせをする、と何度も自分で宣言をしても、一度も書く事もなく…
世見ネタはほとんど、Google検索して歴史の説明かテレビ感想文です…
予知能力など必要ありません…