照日記

キューピット  

神頼みをする時というのは困った時と決まっていると思うのですが、とんでもない神様もいるのですよ。
キューピットといえば、時にはかわいい赤ちゃんの姿をしていつも恋の橋渡しをしているイメージですが、見かけとは違い、ギリシャの神々の中では最年長クラスに入るほど経験豊富な神様です。
キューピットの本名(?)はエロス。
恋の矢で人も神様も思いのまま動かせる力の持ち主です。
エロスの矢は2種類あって、黄金の矢で射られた者は恋に落ち、鉛の矢で射られた者は相手を嫌悪にするのです。
恋や愛と言えば響きはとてもいいのですが、実際は理性を失うこともあります。
キューピット=エロスは男性です。
アポロンには黄金の矢を、ダフネには鉛の矢を射ったために、アポロンは酷い失恋をしてしまったのです。
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日記もGoogle検索歴史説明になってきました…(笑)



世見
2020年6月23日(火)

太平洋横断飛行  
1927年、チャールズ・リンドバーグは大西洋無着陸横断飛行に成功しました。
「翼よ あれがパリの灯だ」
その時、リンドバーグが放った言葉は有名になりました。
飛行機が青い空に一直線の白い飛行機雲を作り、目的地に向かう光景は、見惚れたことであります。
空には、何故だか底知れぬ力があるように私は思ったりします。
リンドバーグ大佐は、アン夫人を伴って日本にやって来たことがあります。
ワシントンを飛び立ったのが1931年7月28日。
北太平洋横断航路調査のためです。
その時の飛行機は、ロッキード社製の水上機シリウス号。
カナダのオタワには7月31日。
その後アラスカを経由して、8月23日に国後、次の日に根室に着水。
そして8月26日、霞ヶ浦に到着したのです。
あの当時、日本と米国は、「太平洋無着陸横断初飛行」にしのぎを削っていました。
懸賞金が出たというのですから、如何にこのことが興味ある課題だったかがわかります。
北緯45度以内の日本から北緯50度以南のアメリカへ、1933年8月までに飛行に成功した者には、20万円の賞金を出すと帝国飛行協会が発表。
朝日新聞社も、本州とカナダのバンクーバーより南の間を飛行した者には、日本人10万円、外国人5万円の懸賞金を出すと発表したのですよ。
太平洋無着陸横断飛行に人々の関心が集まっていたのかがわかります。
今から87年前の20万円です。
いったい、一般的平均年収の何年分だったのでしょう。
飛行物語にもこんな時代もあったのですね。
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Google検索歴史説明&感想文でした。