自民党の有志議員グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」の代表を務める青山繁晴参院議員は6月19日、首相官邸を訪れ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域で中国海警局の船が日本漁船を追尾するなど中国側の挑発行動が活発化していることに関連し、習近平国家主席の国賓来日は延期ではなく中止をするよう求めるグループの提言を安倍晋三首相に提出した。
提言は、尖閣諸島や周辺海域において(1)海洋自然調査団の派遣(2)米軍との合同演習の実施(3)船だまりの整備(4)海上保安庁巡視船の大型化(5)海難救助などを目的とした「魚釣島測候所設置法」制定(6)中国による領海侵犯行為の海外に向けた映像公開(7)習氏の国賓来日中止-を政府に求めた。
青山氏は記者団に「(これまでの)わが国の対応では、尖閣諸島を守ることができない事態に直面する。7項目を早急に実行し、尖閣を守る意志を明確に示し、正常な日中関係を再構築するように求める」と主張した。
習近平国家主席の国賓としての来日に正面切って反対を正式に表明したのは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) だけです。
自由民主党のいかなる議員連盟、議員グループでも全くありません。
それどころか、自由民主党だけではなく、野党もそうです。日本の政界において与野党を問わず、護る会以外に「習近平国家主席の国賓来日反対」は、少なくとも正式には聞いたことがありません。
自由民主党のいかなる議員連盟、議員グループでも全くありません。
それどころか、自由民主党だけではなく、野党もそうです。日本の政界において与野党を問わず、護る会以外に「習近平国家主席の国賓来日反対」は、少なくとも正式には聞いたことがありません。
習近平国家主席を国賓で招いて天皇陛下に拝謁、などトンデモナイと言っているのは、多くの国民と、護る会だけなのが実情です。
ところが、実質的に、認められたのです !
認められて、正式に決定された文書に盛り込まれました。
認められて、正式に決定された文書に盛り込まれました。
その文言にはさまざまにご不満もあるでしょう。
しかし客観的にみて、実質的にまさしく盛り込まれています。
しかし客観的にみて、実質的にまさしく盛り込まれています。
新たな項目を立てたうえで、こうなりました。
「習近平国家主席の国賓訪日については、再検討も含め、政府において慎重に検討することを要請する」
再検討、という言葉に留まっていることに不満を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし世界のどこであっても、政治的文書で、いったん決まっていたことについて「再検討」あるいは「慎重に検討」と述べるのは、否定的方向、中止の方向に向かうことを意味します。
あの「なんでも断言」のアメリカであっても、これは同じです。
「習近平国家主席の国賓訪日については、再検討も含め、政府において慎重に検討することを要請する」
再検討、という言葉に留まっていることに不満を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし世界のどこであっても、政治的文書で、いったん決まっていたことについて「再検討」あるいは「慎重に検討」と述べるのは、否定的方向、中止の方向に向かうことを意味します。
あの「なんでも断言」のアメリカであっても、これは同じです。
公明党は国費来日を推す…
公明党の山口那津男代表は2日の記者会見で、中国の全国人民代表大会(全人代)で国家安全法の香港導入方針が採択されたことに関し「一国二制度は今後50年にわたってそれを保証するという国際約束でもある。国際的な信頼ということも配慮いただきたい」と訴えた。一方、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されている習近平国家主席の国賓来日については「国賓として招くことは、もっと大きな次元で判断したことだ。日中で対話を尽くし、信頼関係を整えた上で首脳の往来を完結する努力を行ってもらいたい」と述べた。
自民党は習氏の国賓来日の再検討などを求める非難決議をまとめ、政府に提出している。
中国とべったりというか…
国賓とは
国賓とは、政府が公式に招待する外国賓客のうち、最も格式高く接遇する賓客を指します。 国家元首である大統領や国王などが対象となり、その招へい・接遇は、閣議において決定されます。 滞在費は日本政府が負担し、皇室での国賓の接遇は、両陛下を中心とする「歓迎行事」、「ご会見」、「宮中晩餐」、それに国賓が東京を離れる際に両陛下が宿泊先を訪問して見送られる「ご訪問」があります。