松原照子世見 2019年4月5日(金)
古事記
古事記・日本書紀と言ってもね。
古事記も日本書紀も、私などには難しいと思い込み過ぎていますが、古事記と日本書紀は奈良時代初期の歴史書です。
このふたつを合わせて「記紀」と呼んでもいます。
古事記は上中下の3巻。
天地から始まり推古天皇まで載っています。
天皇家の系譜と、朝廷の伝承や説話の誤りを正し、天武天皇が命じて「あれ」という人に暗誦させたようです。
天武天皇が亡くなられた後、「あれ」が語ることを筆録して、天明天皇が完成させたのが古事記です。
ひらがなやカタカナがない時代、漢字ばかりの古事記ですから、漢字の音と訓の使い分けがやはり難しいと思ってしまいます。
3分の1が神代の話です。
“天皇家の統治”が重要ポイントだったのでしょう。
あの頃は未だ天皇家は盤石でありませんでしたからね。
「国譲りや天孫降臨」‥‥古事記を読み解くのは、あの当時の天皇家の支配力もある気がいたします。
日本書紀は歴史書として読めますが、古事記は神様の心の在り方や、神様が復讐する物語が記されています。
人間の愛情面や大切な心の面も描かれているのですから、今もなお人々から親しまれるのだと思います。
“天皇が国を統治する正統性”が目的であった古事記ですが、奈良時代初期の人々の人間味も感じられる作品と申しますか、文学的と申しますか、一度は読んでみたくなる書のひとつです。
元明天皇に献上された古事記。
元明天皇はこの古事記をお読みになって、どのような感想を持たれたのでしょう。
春の夜長に古事記を読むって、いいと思いませんか?
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以上、Google検索浅い世見でした…
新元号になり(松原照子の予想は「安」勿論、ハズレ)
ニュースで毎日のように「万葉集」の話題が出ていますからね…
万葉集といえば古事記、古事記といえば万葉集…
みたいな所があるので、そこからインスピレーションで古事記ネタを書いたのでしょうね…
基本、ニュースでしている旬なネタを世見に書いているだけですから~、気がする~、感じる~