松原照子世見 2019年3月10日(日)
人は何故戦争を好むのか
戦国時代の戦をみていると、旗、旗、旗です。
敵と味方を見分けるのには“旗印”が必要なのでしょう。
いったいどれくらいの旗の数があったのでしょう。
天下分け目の決戦といえば、関ヶ原の戦いです。
この戦いを描いた図屏風には色んな家紋が見えます。
旗印は戦にとって重要であったのがわかります。
馬印もありましたから、名のある武将は直ぐにわかったのかもしれません。
時代が変わると、戦の戦い方も変わります。
同じ戦なら、昔の方がよかったのかもしれませんが、戦はないのが一番です。
生き残りをかけた戦いにはトップの力量も大切です。
あのユダヤ人が生き残ったのは、指導者の資質がよかったからだと思います。
エジプト時代、奴隷から解放されて、砂漠を歩き、イスラエルに向かうその先頭にはモーゼがいたと言われています。
タルムードに出て来る挿話は多い。
その中には、民衆の苦しみを自ら味わうことをモーゼは求めていた、とあるようです。
この挿話こそが、ユダヤ人の指導者の心得になっているみたいです。
人は、どんなに良き教えでも自分流に解釈をしてしまいますが、ユダヤ人には信じる気持ちがあり生き延びたのかもしれません。
日本における戦国時代も、世界中で繰り広げられた戦争も、けっして楽しい物語は作りません。
人は何故戦争を好むのか、これは大きな謎です。
近未来紛争が益々過激になる日が来るでしょう。
そんな時も、日本は信念を持って平和を掲げたいものです。
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近未来…
まさかとは思いますが…予知でしょうか…