松原照子世見 2019年2月23日(土)

新聞の「号外」  
新聞を毎朝読むのを日課にしていた父。
あの頃は世の中の出来事や流行や国の方向性を知るのは新聞でした。
映画を観に行くとニュースが上映されるのですが、そのニュースの内容は半年以上も経ったものでした。
今では情報はすぐに知ることが出来ます。
事故が起きる瞬間映像も見ることが出来たりもします。
新聞を読む人が少なくなった今、“三面記事”という言葉も忘れ去られるのは時間の問題かもしれません。
三面記事というのは新聞の社会面の俗称です。
何故三面記事と言われるのかと言いますと、明治時代の新聞は四面しかなかったのです。
一面には広告 二面には政治・経済 三面には社会のことが載り 四面には連載小説と家庭・文化記事を載せていたのです。
今では情報が溢れすぎて、人々の興味も幅が広くなったように思います。
現代の若者は「号外」を特別な目では見ないかもしれません。
号外より早く情報を手にしているのですから。
私達の時代は、号外が出たことが大ニュースでした。
号外を手にした中で一番衝撃だったのが、“三島由紀夫割腹自殺”でした。
三島由紀夫の最期、この時の号外には自殺した三島由紀夫と、一緒に自決した楯の会・森田の生々しい写真が掲載されていました。
私は、この号外が配られてしばらくしてから目にしましたが、あの頃は生々しい写真を目にすることが少なかったので、とても強烈でした。
あの堀江さんが逮捕された時も、号外が出たのをご存知ですか?
今度号外が出るという時は、嬉しい号外だったらいいのですが‥‥。号外は、その時の時代を教えてくれる作品のように思います。
↑↑
え?
…で?
不思議な世界の話し?
予知能力?

まさかとは思いますが…

号外が出た時に
「松原照子は予知してた!世見に書いていた!」
とか、書くつもりではないですよね……?
(^。^;)

ただの感想文でした…