松原照子世見 2018年9月26日(水)
便利と引き換えに
離れて暮らす愛する人と語り合いたくて電話ができ、顔が見たくなりテレビ電話まで出来てしまいました。
鳥のように翼が欲しくて飛行機ができ、海の遥か彼方には何があるのだろうと思い船も出来たのでしょう。
陸では少しでも早く大好きな人に会いたくて列車が走り、車も目的地に向かいます。
お月様を見ていると、かぐや姫のように月に出向きたくなったり‥‥と、私達は夢のように思うものを現実にして来ました。
水筒は夏の必需品でしたが、今はポイ捨てのペットボトルが主流です。
夏場は、店先に“ハエ取り紙”がぶら下がっていたのを覚えている人も少なくなりました。
八百屋さんのレジは、カゴが天井からゴムで吊るしていたりもしていたのですよ。
「テレビに扉が付いていた」といったら、知らない人達はビックリすることでしょう。
洗濯機には洗濯した物を手動で絞るものが付いていたり、冷蔵庫の中には霜が付いていたりもしていたのです。
FAXが登場した時には驚きましたし、コピー機は凄い印刷機だと思いました。
タイプライターからワープロに移り、現在は手の中に入る文字打ち機械のスマホまであります。
「テレパシー」、こんなことは望む必要がなくなったのでしょう。思うことで意思を伝えなくたって、小さな小さな機械のスマホや携帯電話があるのですものね。
でも、こうした便利な品々が増えたせいで、電話番号を覚えなくなり、ソロバンで計算していたのが電卓になってしまって、暗記する能力が低下して来た気さえします。
それと、使い捨てが余りにも多くて、物を大切にする思いも人々の心から消えていく気もします。
昭和が懐かしく思える私です。
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懐かしいですね…
昭和を生きてきた人達は
皆、そう思っていますよ。
て、、、只の思い出話し…
不思議な能力いります?
有料にする必要あります?