世見 2018年8月26日(日)

アメリカの歴史  
世界情勢を、どれだけの方が気にして暮らしているのでしょうか。
私も日頃は自分のことで精いっぱいです。
でも、地球に住む地球家族としては、この星に住む70億人もの人々がどのように暮らしているのだろうかくらいは、たまには考えて過ごしてもいいのではと思います。
この地球に住まわせてもらっている私達が陸地を国分けし、又、その国に住む人々の一部が土地を所有する権利を取得しているこのことも、地球からすると不思議なことに映るかもしれません。
何千年もの永い年月、先住民の部族達はアメリカ大陸に住んでいました。
今から411年前、大西洋を渡って商人達がアメリカ大陸に上陸しました。
それから3年後に命からがらやって来たのが、英国の国教会の清教徒でした。
ヨーロッパ生まれのアメリカ人の誕生です。
今から242年前、新大陸に上陸したヨーロッパ生まれのアメリカ人達は、156年目に一方的に独立を宣言すると、今度はイギリスに宣戦布告をしたのです。これが独立戦争です。
1783年、ロンドンとの和平条約。235年後、現在のアメリカは、昔こんなことがあったとのことさえ忘れて、大国アメリカとして世界に君臨しています。
アメリカ合衆国の行政区分を見ると“幾何学的”です。
自然の障壁部分だけが、大河や山々を尊重したかのように曲線になっています。
この区分に、ヨーロッパ生まれのアメリカ人の気質が見えて来る気がします。
アメリカの歴史は浅い。
だが日本にとって、アメリカの初期の介入のひとつとして日本に黒船を送りこまれたことが、現在の日本の歴史につながる物語を作ったのは事実です。
もう過去のお話しかもしれませんが、こうして見ると世界情勢は、いつ我身に迫るかわかりません。

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いつもの歴史の流れを書いただけ…