2018年8月17日(金)

お盆行事  
お盆をどのようにお過ごしになられましたか?
お盆は日本の代表的行事のひとつです。
現在のお盆休みは8月といったイメージが一般的ですが、元々は旧暦の7月15日でした。
ところがです。
明治に入り、暦が旧暦から新暦になり、3つのお盆の時期が出来てしまいました。
元々の旧暦7月15日を新暦の7月15日にした地域は、東京、横浜、東北などが挙げられます。
でも、全国で一番多いのが、旧暦のお盆に近い8月のお盆です。
私などは、こちらに来てからは7月15日にもお供物はお盆のものに換えていますが、本番はやはり8月15日にしています。
だからといって特別な思いではなく、もしかするとあの世から一時帰宅する他の魂を見て両親も帰りやすいかなぁ~と思うからで、いつも両親は心の中に住んでくれているので、お盆は行事ではなく“夏の一区切り”というふうに思っています。
あの世で暮らす人々も大変ですよね。
新暦に変わってからも旧暦にお盆を行っていると、新暦の今ではお盆の時期が毎年変わるために、なんと、お盆が9月になる年もやって来ます。
お盆はやっぱりこの世で暮らす人のためにある行事で、この世の人の、故人に帰って来てもらいたいという願望がいっぱい詰まった行事なのですね。
御供物を乗せた精霊舟を海に流して故人をあの世に送る精霊流しもあれば、盆踊りもあちらこちらで行われますが、子供の頃のお盆とは随分と違って来ました。
踊り明かす盆踊りは、音がうるさいという理由で時間制限ができたりします。最近では浴衣姿も減りました。
20年後、夏一番のお盆行事はどのようになっているのでしょうか。
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松原照子のお盆についての感想文でした…