世見 2018年2月16日(金)

上野の歴史  
古代文明・歴史
首都東京には歴史が詰まった場所が数多くありますが、上野駅はまさに歴史のど真ん中です。
江戸城無血開城に不満を抱く旧幕臣や諸藩隊士、彰義隊とが結成し、上野の寛永寺を占拠した上野戦争をご存知でしょうか。
あの当時の寛永寺の境内に、今の上野駅や東京国立博物館があるのです。
上野山がどこなのか私は気付きませんが、寛永寺はとても広かったのがわかります。
150年前の今日あたりは、江戸の町は騒がしかったことでしょうね。
浅草の本願寺に結集するまで後7日、それが今日なのですから。
彰義隊が組織され、主君慶喜の警護と冤罪をそそぐことを志にしたのです。
西郷隆盛と勝海舟の会談で、江戸城無血開城が決まるまでの日数は後16日。
あなたは歴史をお好きですか? それともあまり興味はありませんか?
でも、今から150年前、現在の東京で歴史が大きく変わることが起きていたのですよ。興味をそそられませんか?
寛永寺の黒門に行って見られると、150年前にタイムスリップ出来ます。
彰義隊が新政府軍と戦った時の弾痕が残っています。
上野は、あの当時の人の生きざまが染みついている場所です。
西郷隆盛の銅像がある山王台附近は、彰義隊が砲撃を加えた場所であり、又、薩摩兵から砲台を制圧された場所でもあります。
話は変わりますが、ご先祖様が人殺しをしたから現在問題が起きるとか、祟りとか言われることを耳にしますと、かなり変な気持ちになります。
日本中戦での死者の数は多く、戦争とは殺し合いなのですものね。

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以上、本日も日本の歴史を書き並べての只の感想文でした…