みなさまこんにちは
いつの間にか、季節はすっかり秋模様となってきました
今回のブログは、先日開催された研修「フィジカルアセスメントⅢ」の講師を担当したクリティカルケア特定認定看護師よりお伝えしたいと思います
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フィジカルアセスメントとは、患者さんの症状から身体にどのような問題が原因で生じているのかを把握するために、問診とフィジカルイグザミネーション(視診 触診 聴診 打診)を用いて患者さんの全身状態を捉えることを示します。
当院では、2018年度より看護師のアセスメントをサポートする体制、人材育成、予期せぬ急変を減少させる目的で、専門・認定看護師による看護部RRT(Rapid Response Team=院内急変対策チーム)を導入しました。
そして、2019年度よりフィジカルアセスメント能力向上を目指し、ラダーレベル毎のフィジカルアセスメント研修を立ち上げ、研修内容を検討しました
「フィジカルアセスメントⅢ」は、院内ラダーレベルⅢ・Ⅳを対象としており、参加したナースの多くは部署でリーダーの役割を担っています。
研修では、
・患者の特性や状態変化を予測した観察能力やアセスメント能力を身につける
・患者の状態変化時の看護師の役割を考える
・患者の重症度を判断する事が出来る
を目標に シミュレーション を行います
実際のRRT相談事例をもとに、シミュレーターを用いて「どのような情報が必要なのか」を考え、それを「情報収集し判断する」ために、フィジカルイグザミネーションを実施します
研修に参加したナースからは、「実際の相談事例であるためイメージがつきやすい」、「今後、実践の場でも活用できる」という評価を多くいただきました
今回の学びを部署に還元し、後輩指導に役立てられるようになってほしいです