寒さが増して、いよいよ秋も深まってきました
11月2日に地域の消防署に協力していただき、火災消火避難訓練を行いました
今回は2C(産科)病棟のスタッフより、赤ちゃんの搬送訓練の様子をご紹介します
2C病棟には産後の赤ちゃんやお母さんが入院していますので、避難が必要になった際は基本的にお母さんが赤ちゃんを抱いて避難してもらいます
※先に退院しているお母さんの赤ちゃんを除きます
隣接する病棟ダイニングのオーブントースターからの出火を想定し、2C病棟ではお母さん役とスタッフに分かれて訓練をしました
実際に搬送用で使用するジャケットと防災頭巾を被り、スリングにベビー人形を入れて2C病棟の非常口から敷地外へ避難を開始しました
避難時、赤ちゃんはスリングで頭や体は固定されますが、落下物や突起物にあたる危険性があるため頭に手を添えるようにします
避難経路は把握していましたが、実際に通ると夜間の薄暗い場合では気づけないようなちょっとした段差があったので、今回の訓練で確認ができてよかったです
お母さんには産後に災害時に備えて、ベビーベッドの下に新生児避難用具入っていることと、パンフレットを使いながら使用方法を説明させていただいています
しかし災害が起きた時はお母さんが赤ちゃんを抱きかかえたまま、様々なことに注意を払いながら避難するのはとても不安だと思います
災害時にお母さんや赤ちゃんを迅速かつ安全に避難・誘導ができるように、日頃から意識付けやシミュレーションを繰り返していきたいと思いました