木々の葉の色が少しずつ変わり始め、秋の訪れも目に見えてわかるようになってきました
今回はICLSの演習に参加したナースより、その様子をご紹介します
ICLS
二次心肺蘇生法のことで、突然の心停止に対する
最初の10分間の対応と効果的なチーム蘇生を習得する
ことを目標としています
BLS
一次救命処置のことで、意識確認
気道確保
人工呼吸心臓マッサージ(胸骨圧迫) という流れの
ため、特別な器具(AEDを除く)がなくてもできる心肺
蘇生法です
演習では2チームに分かれて様々な状況を設定し、BLSAED
気道管理
モニターと電気ショック
輸液経路と薬剤投与を行う人と役割を分担し、順番にチーム蘇生の演習を繰り返し行いました
効果的なチーム蘇生を行うにはまずBLSを習熟することが必要であり、リーダーとそれぞれの役割の動きをよく知っておくこと、またお互いにフォローし合い、チーム全体での力を意識して行うことが重要だと学ぶことができました
リーダー役の時はチーム全体の動きを調整しながら、心停止の原因検索を行うことがとても難しく感じましたが、何度も演習を繰り返していく内に少しずつ全体を俯瞰してみることができた実感がありました
演習の度にチームで改善点と良かった点を振り返り、演習を重ねるごとにチームの力が高まっていくことがわかりました
急変は突然やってきます。
BLS、ICLSは訓練を繰り返すことが重要になるので、イメージトレーニングや部署内でトレーニングを行い、演習で学んだことをすぐに活かせるようにしていきたいと思います