受験を意識し始めた時期に、子供たちが抱えやすい代表的な問題や
親にできることについて紹介します。
[子供が抱えやすい問題・不安]②
「部活動や習い事との両立が難しい」
最近では、部活動や学校外のスポーツチームに所属しているなど
課外活動と勉強の両立をしている子供が増えています。
よく「どのタイミングで勉強一本に切り替えればいいか」
という質問を頂きますが
これについては子供任せにしておくと、ついダラダラと続けてしまい
どちらも中途半端になってしまう可能性が出てきます。
ここは、親がきちんと介入して、導いてやる必要があります。
タイミングはその子供によってそれぞれです。
中学3年の冬まで両立を続けても志望校に合格する子はいますし
3年生の進級時にやめても受からない子もいます。
一般的な理想としてはやはり中学3年の夏でしょう。
特に運動部の場合は夏に大きな大会があり
それをもって実質的な引退と考えている家庭が多いようです。
しかし、夏以降にメインイベントがある場合は
どのタイミングで受験へシフトするのかを
親子できちんと話し合っておく必要があります。
本人の意思を尊重するとともに、子供の性格や能力を見極めて
両立の仕方や移行のタイミングを提案してやるのも親の責任です。
納得のいく話し合いができたら
あとは「ここ」と決めたところまで全力で応援してあげてください。