「やる気アップセミナー」に関連して、子供の気持ちを受験に向けるために親ができることについて、いくつかお伝えしていきます。
15才という反抗期真っ只中にいる子供の学力を向上させるには、「親子間でのコミュニケーションの取り方」がカギをにぎります。
この時期の子供たちは自立心が目覚めつつある一方で、まだ親からの愛情や協力を求めています。
こういう複雑な時期の子供にたいして、親がやってはいけないこと、やらなければいけないことを知っておいていただきたいのです。
まず、一番大事なのは親子の「距離感」です。
受験という人生で初めての関門にしっかりと挑めるようにするには、親からの後押しは欠かせません。
しかし距離感を間違えた後押しは子供の反抗を一層強くしてしまい、話を聴かないどころか学校や勉強、将来にも意識が向かなくなってしまいます。
とはいえ適度な距離を保つといっても、特に初めて反抗期を迎える親にとってはとても難しいことでしょう。
そこで必要なことは「第三者の手を借りる」ということです。
たとえ言っていることが同じでも、発言する人が変われば受け入れられることがあります。
反抗期とはそういうもので、子供に罪はありません。
親の意見には全く耳を貸さなくても、私のような塾講師が言えば聞き入れてくれることは多々あります。
学校の先生、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟姉妹でもいいかもしれません。
また、他の人に相談することで親の気持ちがラクになるというメリットもあります。
子供が安心して勉強できたり将来を考えたりできるのは、親が笑顔でいてくれることが大きな要素となっているのです。
どうか一人で悩みを抱え込まずに、まわりの協力を得て別の角度からメッセージを伝えるように工夫をしてみてください。
進学ゼミナールは反抗期のお子さんを持つ保護者をサポートします。