暑いときに頑張った人へ。 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

急に涼しくなりました。昨晩は走ってないから分からないけど随分走りやすくなったことでしょう。

暑い時期に頑張ってきた人の多くが自分のレベルアップを感じる時期です。

例えば春には皇居一周25分でしか走れなかった。暑くなり頑張っても一周26分となった。でも涼しくなった今なら24分で走れるようになっているかもしれません。

夏に頑張ったから確実にレベルアップしてるのです。

また夏にゆっくり長く走る練習をした人は脚が強くなったことに気付くと思います。春までは少し頑張って走ると膝が痛くなったのに、気がついたら最近は痛くならないとか。

ただ少し気を付けて欲しいのは、今まで25分でしか走れなかった人が24分で走ると言うことは着地の衝撃も大きくなり身体への負担は増します。そこで無理にタイムを狙うのではなく目標とするレースに向けて仕上げていった方が良いと思います。

例えば今まで25分だと一周走るのが限界だった方が夏を頑張り24分切れるかもってくらいレベルが上がったのを感じた時に、24分切りを狙いに行くのではなく、25分で2周、3周出来るように頑張るほうがマラソンに向けた練習になります。今までは一周しかできなかったのですから。。

そして2周、3周出来るようになってから一周のベストタイムを狙う。

結果を出すことを焦らないことです。もちろん良いタイムを出せば自信になります。ただいくら練習で良いタイムが出ても故障して狙ったレースに合わせられないのは勿体ないです。

また夏に頑張った人は身体も相当疲れてるはずなので一旦リセットしたらどうでしょう。普段治療院等に行かない方も夏を頑張ったご褒美に身体の張りをリセットしたら良いと思います。

特にランニング歴の短い方は注意してください。速く走れる心肺機能と脚力はついてきても、そのスピードに耐えれる身体は出来てないものです。その状態で走れる限りのスピードで走り続けると一番弱いとこから故障していきます。もしスピード練習をするなら練習中も練習後も身体の状態に注意深くなってください。少し違和感を感じたら止めるくらいの慎重さも必要です。故障したら夏を頑張ったことが台無しになります。

特に頑張って追い込める方は要注意です。

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