信越五岳トレイルランニングレース結果 | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

すごく楽しかった信越五岳。


最高の景色



極上のトレイル


そして

素晴らしい運営

暖かい応援。


感動に包まれて無事ゴールすることができました。

もちろん甘いコースではありませんでした。

気温も高く序盤から中盤にかけて苦労しました。

ランナーが苦しんだ日差しを遮るものがない3A~4A区間の暑いとこでも、ボランティアスタッフの方が頑張っていただいている。そんな姿を見て、たくさんの方のおかげで今、自分は走れている。頑張らなければって強く思いました。
 
ゴール後に速報を書きましたがタイムは17時間46分00秒(制限時間は22時間)。何とかスタートした16日(23時16分)のうちにゴールすることが出来ました。

もうちょい走れたって思いはありますが、このタイムは今の私の実力です。精進して来年はもっと頑張ります。

ただケガをしないことが自分に課した最も優先すべき課題だったので無事にゴール出来たことで満足です。毎回軽い転倒はありますが、今回は110キロ走って一回も転倒はありませんでした。木の根に足を取られたり石に躓いた回数は数知れずありましたが何とかバランスとりました。集中出来ていたのだと思います。

レースを振りかえるにはガーミンとスントアンビットで取得したデータをもとに記憶を呼び戻そうって思ってましたが、最悪なことに両方ともデータがダメになってる可能性が大です。ガーミンについては私のミスもあるから仕方ないけど、スントアンビットに関してはメーカーのバグに起因することだからかなり頭にきてます。。

と言うことでデータはありません。

せめて区間タイムさえあればと思います。。。

まあ素晴らしい景色とコースは記憶にしっかり刷り込まれましたから来年に向けての対策はたてられます。

記憶で振りかえります。

スタートまで迷っていたシューズは、結局ランシュー(5Aでスピードクロス3に交換)は止めて、モントレイルのログフライで走りました。



鋭い方なら気付いたと思いますが、インソールはサロモンスピードクロス3のです。このインソール最高にフィットしてます。またランシューでは厳しかったと思います。砂利道が結構あるので痛いしね。。5Aでスピードクロス3に交換しないでそのままログフライで行きました。しかしベアフット型のシューズで走ってる方が砂利道走ってるのを見た時は凄いと思いました。

またスタート時にはこんなのをポケットに入れて次のエイドまでの距離や到着予定時間、ピークまでの標高差を確認しました。ただ密閉してないからかなりボロボロになったので次回は改良します。




タイムはかなりチャレンジングな14時間半で入れてます。

この設定だと2Aまでは2時間40分でしたが、実際は2時間50分に到着しエイドを出発したのは3時間05分くらいなので、この段階で25分遅れだったのは記憶あります。

そのあとはタイムを稼ごうと思っていた3A~4Aの河原横は非常に暑かったので早歩きを交ぜて体力消耗を避けました。

役にたったのはこれです。







キリアンザックの胸に入れました。

ハイドレーションよりエイドで楽に水を入れることが出来るし、チューブのない方は暑い時には頭からかけることもできる。

この区間では、頭、顔、首にかけまくりでした。

キャメルの方は水を飲みやすいけど、頭にかけるには適してません。

水は次のエイドまでの必要量を計算して持ちました。

タイムで何となく覚えてるは5A到着が15時過ぎ。そして着替えたりライトを準備したりしっかり補給したので15時15分くらいにスタートしたと思います。ここまで10時間弱。



キリアンザックはサプリメントとか出しにくいので、ゼッケンベルト代わりにウエストポーチを使いました。



6Aに到着したのが日没寸前ですから17時40分くらいです。ランナーの方から6Aには日没前に行ったほうが良いって言われたからよく覚えてます。そこでライトはヘッデンとハンドを持ちました。






ハンドライトにはグリップをつけてます。これはいいですよ~


7Aまではそこから1時間だから18時40分くらいに到着。

戸隠神社の奥社は流石パワースポットって感じでした。ホント空気が違う。凛とした雰囲気が漂ってました。


8Aには19時35分くらいに到着(記憶)。

そこから瑪瑙山を超えてゴールをしたのが23時16分だから、この区間はなんと3時間半以上かかってます。。。

しかし瑪瑙山山頂までもきつかったけど、下りは別の意味できつかった。。下りきるとまた200mくらいの登りがあり瑪瑙山山頂から水エイドまでが異常に遠く感じました。

水エイドからは走れる林道でしたが頑張れなかった。走れるのに早歩きが身体に馴染んでしまったから走ってもしばらくすると歩きたくなってしまう。。なんかダメダメでした。

まあキロ8~9分で歩けるのでゆっくりしか走れない人を抜いたりしたのだけど、やはり走るべき場所は走ることを徹底しなければならないと反省です。

私はトレイルは初心者であることを自覚してますが、ウルトラマラソンやってるのだから終盤は前のランナーを抜いてくつもりでした。それなのに最後の水エイドからは抜くどころか抜かれました。序盤、中盤抑えた意味がないです。。

ゴールはもう最高でした!!
林道からゲレンデに入る時から凄い応援でテンション上がりました。素晴らしい演出です。


余談ですが、エイド以外の相当箇所で、ゼッケンチェックがありました。走ってる時はショートカットするランナー防止のためにしてるのかと思ってましたが途中で違うと思った。ゼッケンチェックは不正防止のチェック機能でなくて、崖から落ちたり道に迷ったり倒れたりした時に、そのランナーがどの辺りにいるかを把握するランナーの安全を守るセーフティー機能だと。

ホントいろんな意味で暖かいレースでした。





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