やはり第一印象は正しいのか? | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

今日も昨日に劣らず暑いです。よくこんな中走れたな~って感心してます。

今回は珍しく心拍計をつけて走ったので、あとで解析してみます。

あとレース中はいろいろ考えながら走るので、少し参考になりそうなネタを10個くらい蓄積しました。順次公開していきます。

ただ忘れっぽいし、レース中にこれは良いって思ったネタのいくつかも忘れてしまったので備忘録としてタイトルを書いときます 笑 

・登りのフォーム
・カメラマン
・トレイルレースの難易度換算式
・ハチミツ
・ダブルボトル
・ログフライ
・本
・ダブルGPS
・トレイル初心者のウルトラランナー
・トレイルに便利なペース表等
・スントアンビットのGPS高度計
・青汁 
・トレイルランナーはやはりドM?

忘れたのも何かの拍子に思い出すかと。。。


レース詳細はガーミンとスントアンビットのデータを取り出してから書き上げます。

今日は信越五岳にエントリーした後に目標タイムどうしようって書いたブログを読んで的を得てるなと自分自身思ったので、計画立案時と結果について書きます。

まずは当時のブログです。

信越五岳の目標を考える

リンクを開くのが面倒な方のためにコピー&ペーストします。

信越五岳は今年初出場です。コースは走ったことも見たこともありません。だからどのくらいのタイムを目指したらいいかも分かりません。。でも目標タイムがないとペースも適当になって、レースではなくて旅になっちゃうから考えます。

UTMFは初のウルトラトレイルだったので完走狙いでタイムはどうでも良かった。完走出来ないリスクを可能な限り排除して文字通り旅をしてきました。信越五岳はしっかり走ります。

ただ過去に100キロ以上のトレイルはUTMF以外経験がないので目標の目安が立ちにくいです。

そこでかなりざっくりだけど今年走ったミドルクラスのトレイルレースと、過去何回も走ってる100キロロードレースの記録をベースにしてこんな感じかな~って 笑

その二つを参考にする理由は100キロ以上走る場合はロードもトレイルも基本は長い時間動き続けることができる活動力だからです。その点ではウルトラマラソンが速い人はウルトラトレイルも速い傾向にあり、逆にウルトラトレイル速い人はウルトラマラソンも速い傾向にあります。ただトレイルは不整地を走ることからそのテクニックの有無によりタイムはだいぶ変わってきます。特に急な下り坂は怖いから私はかなり遅いです。。。ロードレースなら抜かれることがないと思われる方にもガシガシ抜かれます。。

☆ハセツネ30K
230位(完走1025人中)
3時間56分57秒
(トップ2時間22分03秒)
上位22.4%
トップとの比較1.67倍

☆富士五湖100K
37位(完走903人中)
9時間29分20秒
(トップ)
7時間22分36秒
上位4.1%
トップとの比較1.29倍

☆サロマ湖100K
60位(登録の部完走286人中)
8時間56分17秒
(トップ)
6時間33分32秒
上位20.1%
トップとの比較1.36倍

サロマ湖は一般の部の完走者を加えた順位が分からないから上位何%かは分かりませんが過去の100キロマラソンはだいたい上位5%程度です。

そしてトップのタイムと比較するとだいたい30%増くらい。

トレイルは去年走ってないので今年のハセツネ30Kの記録を見ると上位22%はいいとしてトップのタイムと比較すと67%増。。。ちょっと酷い(__;)

信越五岳の順位の目安はハセツネ30Kの上位22%よりは距離が長くウルトラマラソン的要素が強いからもう少し上位に入れると思う。そこで上位15%と仮置きします。

次にトップのタイムと比較すると、ハセツネ30Kは67%増だけど、上記同様そこまでは差がつかないと思う。100キロロードレースは30%増だから仮置きとして50%増とします。

そこで2011年度の結果をみると完走者数は368人です。上位15%は55位。

55位のタイムは15時間54分23秒

昨年のトップタイムは相馬さんの11時間05分57秒です。このタイムの50%増は16時間39分。

これらからだいたい16時間台が目標になりそうです。

16時間台は58~88位ですが、これらは上位15.7~23.9%です。ハセツネ30Kの順位ともリンクしてる。

あとトレイルは起伏が激しいからロードの50%くらい時間がかかると考えます。ロードの110キロなら10時間台。それの1.5倍だからやはり16時間くらい。
  
もちろん机上の計算ですけどね 笑

次にペース。

110キロをフラットなロードレースと考えるとキロ6分ペースで行ける。これで11時間だけどトレランシューズ履いてるのとザッグがあるから+1時間で12時間と考える。あと4時間は走れない区間に割り振る。

だから走れない区間以外の平均ペースはキロ6分半を基本にします。

もちろん下り基調で気持ち良くスピードに乗れるところもあるけど脚に負担がかからないように走ります。それでも貯金はできるなら、その分走れない区間は楽します。。。

区間ごとの目標タイムは過去に走った方のブログと地図、高低図をもとに設定します。

でスタートが朝5時半だから16時間だとゴールは夜9時半になります。

だいたい第三関門の8Aで日没を迎えて最高点を目指すのだからここからが勝負ですね。。

日没まで出来るだけ頑張って距離を稼ぐのも作戦かもしれませんね。

レースも楽しいけどレース前に対策を練るのも楽しいです 笑


《検証》

タイム 17時間46分





トップは11時間半くらい。

約1.5倍でした。

昨年よりコンディションが厳しいから優勝タイムも下がりました。

私が少しダメダメだった部分があり16時間台は出なかったけど、いろいろ情報を集めてから15時間くらいで行けるのではなんて思う前の自分の感覚はかなり正しかったと思います。

昨日みたいに暑くなかったらどれだけ速く走れたかは分かりません。逆にもっと悪かったかもしれません。でも15時間切りはどんなコンディションが良くてもかなり厳しいと思うけど16時間切り、17時間切りは可能なタイムと感じました。

また順位(上位○%)に関しては、当時書いたブログの内容は考え方が誤ってると走ってみて気付きました。

何が誤ってるかと言うと、トレラン初心者が多数混ざってるハセツネ30Kの上位22.4%という結果を信越五岳の予測に使うには無理があるってことです。。。信越五岳にまだ出られない初心者層を除けば上位30%は確実に超えると思います。何%になるかは分かりません。と言うことは参考データにならないってことです。トップランナーとのタイム倍率は参考データとして使えると思いますが。

でも、走ったことがないトレイルレースのタイムを予測するのは、ホント難しい。。自分の走りやすいコースって感覚と他人の走りやすいコースの感覚は違いますからね。信越五岳は走りやすいコースですが楽なコースではありません。

素晴らしいコースと運営に大満足するとともに、たくさんの方のご支援があるから走ることが出来ているって強く感じたレースになりました。

ホントあたたかい大会です。

来年はエントリー出来なかったらボランティアしようかって思ってます。


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