UTMF完走記⑥ ~睡魔からの復活~ | ウルトラランナーへの道

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2011年に立てたサブスリー、サブナイン、UTMF完走の目標は2012年サロマをもってすべて達成しました。陸上経験がなく40才から走り始めたランナーでも練習の仕方で速くなれることを実証しました。練習、栄養、ケア、グッズ、レース戦略について書いたブログです。

AS7の富士山こどもの国まで到着すれば関門時間は一気に楽になるので、こどもの国まで耐えることにしました。。

AS6からは下り基調の9キロ。舗装路も多く走れる区間なので普通なら1時間もかからない。

でも初志貫徹で天子山塊に余裕を持って挑むために歩きを混ぜてゆっくり進みました。エイドを出る時にはかなり明るく気温も上がってきました。ホント寒暖差が激しいです。。 

途中かなり気持ちよさそうなトレイルがあったので、そこは気持ちよく走りました 笑

そして距離的にだいたい半分のAS7の富士山こどもの国に到着した。77キロ地点だから残り79キロ。。まだ長いし最大の難所である天子山塊が残ってます。

AS7

タイム
16:32:12

区間距離
9キロ

区間タイム
2:06:22

時刻
19日 07:32:12

順位
425

こどもの国はSTYのスタート地点です。スタート時間は10時ですから、その前には出発してトップランナーの走りを見ることにしました。

その前にまずは仮眠。。。

ようやく寝れる(ーー;)

爆睡しないようにしっかり準備をしてから45分寝ました。

たった45分だけどかなりリフレッシュ出来ました!!

ドロップバックを受け取り
シャツを着替えたり
うどんとかを食べたり
ドリンク飲んだり
顔洗ったり
日焼け止めを塗ったり
トイレに入ったり
天子山塊に入るための装備をリュックに詰め替えたりしました。

そして前日朝からコンタクトを付けっぱなしなので外してメガネにしました。

私のメガネは珍しいですよ 笑

準備が完了したので9時くらいにスタートしました。

目指すは25キロ先の西富士中学校です。

スタートして感じたのは、睡魔が消えた以外に少し痛みを感じていた脚が治っていた。。

寝る前にロキソニンシートを貼ったのが効いたのか??

でも45分でも寝たら随分違います。

もう少し前から15分とか寝ても良かったと感じました。

睡魔と戦うと行動力が一気に落ちますからね。

ただしキッチリ短時間で起きれるかがポイントです。

あと寝過ぎると完全に休戦モードに入ってしまうから短時間がいいでしょうね。

しばらく進んでSTYのランナーがどれくらいで追い付いて来るか計算したら11時半くらいでした。その頃は気持ちいいトレイルに入ってました。そろそろかなって思ってると後ろに気配を感じて振り向くと凄いスピードで二人が向かってきたので道をあけた。そしてそこからしばらく速いランナーが続いた。せっかくなんで道をあけて抜かれる時に応援した。そして大半のランナーから応援された。なんか気持ちがよくなりテンションが上がってきました!! そしてだんだん抜くランナーのスピードが落ちてきたので、道をあけずに邪魔にならないようにスピードを上げて走った。もうそろそろ100キロになるけど脚はまだまだ大丈夫だし体調もいい。これなら行ける!!距離的には三分の二に到達して時間は半分以上残ってるしね。



これはAS8直前だけど写真を見てもまだ疲労感は少ないですよね。

そう言えば私は滅多にメガネをかけないけど、相当矯正してるから足下が歪んで階段とか怖かったです。。まっすぐ見る分には問題ないけど天子山塊では危険なのでAS8で再びコンタクトにするつもりでした。

AS8

タイム
22:33:58

区間距離
26キロ

区間タイム
6:01:46

時刻
13:33:58

順位
426

時間的には余裕があるので仮眠をとることも考えたけど、レース直前に予備関門が出来たのが少し不安なのと、明るいうちに進めるだけ進もうとエイドに長くはいなかった。しかし装備が増えたのと水も2リットルもったのでリュックが重い。。。

本来は2.5リットル持つつもりでしたが、山で500ccのペットボトルを貰えると通知されたので少し楽になりました。

そしてエイドを出る前に装備チェックを受けてスタートしました。

あとは山がキツくても時間はたっぷりあるから一歩一歩進むだけ。。無理して急いでトラブルになれば完走が果たせなくなるから可能な限りリスクを消し去って行きます。




待ってろ!!天子山塊。。


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