いよいよＵＴＭＦが10日後に迫りました。最初にエントリーしてから1年半の時が経過してます。主催者予測では完走率はなんと30％です(ｰｰ;)
完走狙いで行けばゴールは出来ると甘く考えていたので数字を聞いてショックでした。たいした試走は出来てないけど、地形図を見た感じと合わせて自然の厳しさ、コースの厳しさは分かりました。。
少し装備を追加した方がいいと感じだったのでリュックも少し容量が大きいグレゴリーにするかもしれません。必要と感じた装備品はレギュレーションに入ってなくても命を守るために持ちます。その上で装備品一点一点の重量を計測して必要でない物は持たないようにします。必要な物と必要でない物の見極めが難しい。また入れる順番や位置によっても走りやすさが違いますからね。当然使い勝手も。。
最近コース図とかを結構眺めてます。。。
今日は関門について書いてみます。
数字は関門間の距離と時間、そしてそれをクリアするために必要な1時間の走行距離です。
A4 53キロ 12時間 4.5キロ
A5 8キロ 2時間 4キロ
A6 6キロ 2時間 3キロ
A7 9キロ 4時間 2.3キロ
A8 26キロ 10時間 2.6キロ
A9 27キロ 11時間 2.5キロ
W2 13キロ 3時間 4.4キロ
Ｇ 14キロ 4時間 3.5キロ
ロードの感覚では一番キツい関門でも時速4.5キロでいいって楽な設定に感じると思います。ただ横に4.5キロ進むだけではなく合わせて縦にも進まなくてはならないことを考えると楽ではないと想像できると思います。このレースは8500ｍ以上登るのです。。スカイツリーが634ｍだから、それを往復13回以上。もちろん展望台まででなく一番上までです。。(ｰｰ;)
それに足下は舗装路もあるけど、滑りやすい岩盤とか、ぬかるみとか様々な変化に対応が必要になります。気温も日中は暑いが夜中は氷点下まで冷え込むことも想定される。
当然長時間の戦いになるから睡魔とも戦うことになる。エイドで食事と仮眠、トイレも行かなくてはならない。
かなり厳しい。。。
ちなみにスタートからA4までの53キロは舗装路が結構ある。一気に登る最大の標高差は900ｍくらい。ただスタートが15時だから暗闇を進むことになるから楽ではないがここで時間ギリギリでは先が思いやられる。私はスタートからA1までの舗装路、林道はできるだけ走るつもりです。ここを走っておけばA1以降のトレイルの上りは早歩きでも余裕を持って関門通過できそう。
A4～A5は600ｍくらいの上り基調の区間だからすべて歩くにしても時速4キロなら行ける。
A5～A6は緩い上り下りだから6キロ2時間はかからない。貯金をしたい。
A6～A7は比較的緩い下り基調の9キロなんでここは4時間はかからない。ここも貯金区間にしたい。
A7～A8は更に緩い下り基調だから元気なら走りやすそうな区間です。26キロ10時間なので仮眠も十分とれる。しかし次の区間が厳しい設定なので、この区間では貯金を作っておきたい。ただA8はスタートから102キロ地点なので相当な疲労に襲われているはず。したがってこのエイドで心身ともに立て直して天子山塊に挑みたい。
A8～A9は想像つかない。少なくてもA8の関門をギリギリ通過したランナーが、この激しいアップダウンのある27キロ区間を11時間でクリア出来るとは思わない。A8から最初のピークである天子岳の途中まで登ったが、元気な時でも歩くと時速3～4キロ程度。疲れていれば時速2キロも厳しいと思う。また120キロ地点からA9に向かう激下りは見てないが弱った脚では速く下るのは危険を伴う。ちなみにＳＴＹに出るウルトラも、トレイルもかなり速い友達がこの区間を試走して6時間で走ったら相当なダメージを受けたみたいです。。。本番は100キロ走ってからですから、その二倍では行けそうもないような(ｰｰ;)
W2までと、ゴールまでは歩ける力があれば何とか制限時間に間に合うと思われる。
実際のところは分からないけどA5までの関門はかなり厳しいので、そこまでは関門を意識しつつ休憩をして体力を温存しようと思う。そこからはA8までは関門時間との比較では貯金を作りたい。
24時間走なら夜間に1時間につき睡眠3分とかで走りきったけど、このレースは一部のエリートランナー以外は24時間どころではないので、どこかで比較的長い仮眠をとるつもりです。心配は起きれるかどうか 笑
私の区間別目標タイムはこんな感じでしょうか。。。
区間別制限時間→目標時間
～A4 12時間→10時間
～A5 2時間→2時間
～A6 2時間→1.5時間
～A7 4時間→2.5時間
～A8 10時間→6時間
～A9 11時間→12時間
～W1 3時間→3時間
～Ｇ 4時間→4時間
このペースで進んだから41時間なのであと7時間は仮眠とかに使えそうです。。
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