「ゼロの激震」 安生正 | lighthappy

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#読了。
関東北部で土砂崩れや噴火の自然災害が多発。関東平野の地下マグマの活動が活発化し、マグマは甚大な被害をもたらしながら東京へ。かつて部下の死の責任を取り、現在は高校教師をしている元建設会社技術者の木龍の元に、政府から要請が。彼らは、東京を、日本を救えるのか・・・
災害によるパニック小説でも、マグマを主としたものは初めて読んだような。スケール感の大きさや、圧倒されるような描写は素晴らしかった。ただ、専門的な用語や学術的な説明(セリフ)が多く、かなり詳細に説明しているのだが、そこまで必要かと。採掘現場の人間模様はよかった。映画になれば更に面白いかも。