上記記事で、「巨大な王国」で自由な結婚観で各種種族間の結婚が頻繁に起こり様々なタイプの混血児が生まれており、その中に特殊な潜在能力を持った混血児が生まれ、その子孫らがバッカニア族ではないか。その潜在能力を代々受け継いできたのがバッカニア族の罪なのではないかと予想しました。
ちなみに、その潜在能力とは「神経信号を物質化する力」と考えていますがその理由を述べていきます。
バッカニア族の特徴は
①強靭な身体と②潜在能力にあるとされ
その潜在能力こそがバッカニア族の特性だということが分かる。
1099話でベガパンクはバッカニア族を研究したいために「血液の提供とクローン兵を作る許可」を交換条件に、莫大な費用がかかる治療費をゼロにしていいと交渉してきた
普通は大罪を犯したバッカニア族の依頼を受けると自らの命の危険につながってしまう。なので、くまの依頼は断ってもいいはずなのに、ベガパンクはくまの申し出を受け入れてしまった
それくらい「バッカニア族の研究」は「欲求に忠実な男」ベガパンクには魅力的なものであったのであろう
1072話でベガパンクとくまの会話があるが
これは1099話でバッカニア族の研究ができるようになって以降のものであろう。
その会話の中で
思い出や心象、イメージ、痛みなど「神経細胞から出る信号」を
「重さ」や「大きさ」のあるものに変換できるのか、つまり「神経信号を物質化できるか」と聞いていることが分かる。
よってくまには「神経信号を物質化する力」があることが分かる。
これは読者の中でたびたびニキュニキュの実の特徴であると誤読されていたものである。
そもそもニキュニキュの実の説明は
手のひらにある肉球であらゆるものを弾き飛ばすとしか記載されていない
つまり神経信号などの「形のないもの」を「形のあるもの」に性質変化させる力があるとは説明されていないのである。
なので「神経信号を物質化する力」を「ニキュニキュの実」で説明することは出来ない。
そもそも「悪魔の実」の研究の第一人者であり「悪魔の実図鑑」もすでに読んでおり
誰よりも「悪魔の実」に詳しいはずのベガパンクが既知の事実であるニキュニキュの実の内容をいちいち確認するだろうか?
しかもベガパンクは「神経信号を物質化すること」に興味津々でノリノリでくまを質問攻めにしている。(既知の事実を質問するほどベガパンクは暇ではないし、危険を冒してまで「くまの記憶」を観る必要もない。例えば「くまの記憶」に「世界政府に命を狙われる」ほどのなにかが入っていたらベガパンクにとってリスク以外の何物でもない。逆に危険を冒してまで調べたいのが「神経信号を物質化する力」だと言えよう。)
前述の通り、自らの危険を冒してまで「バッカニア族の研究」をしたかった「欲求に忠実な男」ベガパンクなので、この「ニキュニキュの実」では説明することが出来ない「神経信号を物質化する力」こそがバッカニア族の特性(潜在能力)ではないかと予想します。
この「神経信号を物質化する力」を使えばマグマグの実の攻撃で損傷した左脚なども「左脚のイメージ」を「物質化」することで再現することは可能ではないかと考えます。もちろんセラフィムが所持している黒剣「夜」(S-ホーク)やイヤリング(S-スネーク)なども再現可能でしょうね。