こんばんは!
昨日アメリカから日本に帰ってきました。
ロサンゼルスまで乗り換えなしとは言え、10時間ぐらいの長旅。
私は飛行機では全然眠れないので、毎回苦労します・・・。
さて今日はそれに関連して、時差ボケのお話を少し。
時差ボケとは、時差がある地域に飛行機などで短時間で移動することによって身体の体内時計がくるってしまい、眠気や疲労感などが生じてしまうことです(それぐらい、知ってるわ!ですって?まあまあ。)
時差ボケのことを、英語では jet lag と言います。
「飛行機による(時間の)遅れ・ズレ」 という表現をするのです。
飛行機のことを jet と呼びますよね。
I have jet lag.
「時差ボケだよ」
(「時差ボケ」は、目に見える具体的な物ではなく、概念的・抽象的なものなので、冠詞の a はつきません)
また、lag は 「~を遅らせる」 という他動詞としての意味があり、以下のように受け身の形(過去分詞形)にすることで、I have jet lag. と同様の表現をすることができます。
I am jet lagged.
「時差ボケだよ」
よく日本人が上の二つを混同してしまい、
× I am jet lag.
× 「私は時差ボケ(という存在)である」
と言ってしまうのをよく耳にしますが、もちろんこれは間違いなので注意してください。
今回私はかなり急な渡米だったので、バタバタで時差ボケ対策のことをすっかり忘れてしまい。
I am suffering from jet lag.
という感じですが・・・。
実は時差ボケ対策というものもちゃんとあるんですね。
・ 渡航前から、現地(例えばアメリカなど)の時間に出来るだけ近い生活リズムを作る。
例えば、ロサンゼルス(Los Angeles)と東京の時差は17時間(サマータイム時は16時間)あります。
日本の方が17時間早く進んでいるので、以下のような時差があります。
東京: 11月26日(火) 17:50
ロサンゼルス: 11月26日(火) 00:50
余裕があれば、東京にいる間からロサンゼルスの時間に合わせるように、今ぐらいの時間ぐらいに寝て、7時間後には起きておくと、現地ロサンゼルスに着いたときにも身体のリズムが合いやすくなります。
↓
今から7時間寝ると・・・
東京: 11月27日(水) 00:50
ロサンゼルス: 11月26日(火) 07:50
(東京では真夜中ですが、このまま朝まで起きておいて、そのまま空港に行って飛行機に乗ると時差ボケが少なくなるわけです)
・ 飛行機内での行動は、現地の時間に合わせる。
現実的にいえば、渡航前から現地の時間に合わせて就寝するのは難しいと思うので、体内時計は飛行機内で作るようにしましょう。
まずは、常に現地の時間を意識できるように、飛行機に乗るまでに腕時計などの時間は現地の時間に合わせるようにしてください。
東京: 11月27日(水) 11:30 発
↓
ロサンゼルス: 11月26日(水) 18:30
(腕時計を、この時間に合わせる)
機内食を食べて少し時間が経過したとして、
(飛行機内)
ロサンゼルス: 11月26日(水) 23:30
(東京: 11月27日(水) 16:30)
上のように、東京ではまだ夕方ですが、現地の時間に従うとそろそろ寝る時間なので、その時間に合わせて飛行機の中で寝るようにしましょう。
・ 飛行機内で寝るために
私も飛行機では眠れないのですが、一般的には以下のような方法が飛行機内でよく眠れるための方法だと言われているので紹介します。
- 前日または数日前から現地の時間に合わせて体内時計を作ること。
(現地の時間に合わせることによって、飛行機に乗り込むときには少し眠い状態にしておくことができます)
- 耳栓をつけること。
- アイマスクをつけること。
- 座席の画面やタブレットなどで映画などを見ないこと。
(暗闇の中で液晶画面を見ると、脳が活発化することにより眠れなくなってしまいます)
- 機内食を食べること。
(食事をすることによって人は眠くなります)
・ 現地に着いてから。
それでもやはり時差ボケが解消されないという方は、現地に着いてから無理やりにでも治すしかありません。
なるべく太陽光を浴び、体内リズムを現地に合わせるようにしましょう。
昼は眠たくても寝ないように!ということです。
年末・年始は海外に!と考えている方も多くいらっしゃると思うので、ぜひ参考に!
I hope I recover from jet lag soon!