こんばんは!






昨日同僚が以下のような質問をしてきました。






Do you know what Bruce Lee's favorite drink is? 




「ブルース・リー の好きな飲み物、知ってる?」




I don't know.




「知らない」




Water. WATAAAAAAA




「水だよ。ワタアアアアーってね」








ですと。なんとくだらない・・・。




調べてみると意外と有名なギャグなんですね。




英語的オヤジギャクでした。








さて今回は、






coke、soda、pop






についてお話しましょう。






私たちがいわゆる 「コーラ」 と呼ぶ黒い炭酸飲料。




実はアメリカでは長年議論の的となっているんです。






「コーラ」 を何と呼ぶか?






え?「コーラ」は「コーラ」じゃないの?




という声が聞こえてきそうですが、アメリカでは地域によってはっきりと呼び名が変わります。







下の図を見ると分かりやすいかもしれません。




(出典: "Pop vs. Soda" http://www.popvssoda.com/






新里式 英語超学習法







アメリカでは主に3つの呼び名があります。








coke: (図では紫色の地域)




主に南部で使われます。




Coke はもともと Coca Cola という特定の飲料を指すものでしたが、実際には Pepsi や Sprite などの炭酸飲料を総称して使われる語になっています。






soda: (図では水色の地域)




主に北東部・中部の一部、カリフォルニア州周辺で使われます。




(ボストンでは tonic という語が使われることがあります)




シュワシュワする炭酸飲料というイメージから、「コーラ」にも soda が使われます。








pop: (図では黄色の地域)




主に中西部で使われます。




なぜ pop という名前なのかイメージがわきにくいですが、栓抜きで瓶の蓋を開けたときに鳴る




「ポンッ」「ポッ」




という音に由来しています。








アメリカでこのようにはっきりと地域差があるんですねえ。




coke はやはり南部らしいイメージがあるようです。




soda と pop は割合としてはほとんど同じくらい使われているようです。






なかでも soda と pop の使い分けは重要とされているようで。






中西部のミシガンで soda を注文すると、完全に部外者扱いされ、




北東部のニューヨークで pop を注文すると、バカにされてしまう






という話まであるぐらいです。






こうもはっきり使い方が違うと、アメリカといえど行く都市によって使い分けをする必要があるかもしれませんねえ。