こんばんは!
先ほどは電車で降りるはずだった駅を通り過ぎてしまい。。。
週末の飲み会帰りのサラリーマンたちをかきわけて必死で降りましたよ(笑)。
さて今回は、
population につく冠詞 a/the
についてお話しましょう。
population は「人口」という意味ですが、それを修飾する語や表現によって使われる冠詞が異なります。
1.不定冠詞の a をとる場合
population の後ろに、人口・人の数を実際に表すような表現がきた場合
a) of + 数
Okinawa has a population of about 1.4 million.
「沖縄の人口は約140万人である」(「沖縄は約140万人の人口を持っている」と考えたほうが区別しやすい)
b) which/that exceeds + 数 (越える)など
Okinawa has a population which exceeds 1.3 million.
「沖縄の人口は130万人を越える」
2.定冠詞の the をとる場合
population の後ろに of + 国や都市・地域の名前 がきた場合
The population of Okinawa is about 1.4 million.
「沖縄の人口はおよそ140万人である」
I was surprised to know that the population of Tokyo is less than fifteen million.
「私は東京の人口が1500万人以下だということを知って驚いた」
<考え方>
おそらく、ある特定の国や都市・地域の人口、ということで限定されるため、population には定冠詞の the が使われるのではないかと思われます。
the population of Okinawa
→ Tokyo でも Fukuoka でも他の地域でもなく、Okinawa の人口、ということで、特定性を表す the が使われています。
反対に、a population で不定冠詞の a が使われるのは、例えば
a population of about 1.4 million
は、沖縄だけに限ったことではないことかもしれない、と考えるのです。
1.4 millon という数字を限定することは出来ない、ということですね。
冠詞の使い分けは難しいですが、このように様々な例を見ながら「特定性」の概念を理解していけばいいと思います。