アドラー心理学で自分に勇気づけ、
新しい自分を発見
活き活きママを応援します♪
Kumi♪です。
昨夜、息子から
こんな話があった。
「友達が学校を辞めるらしい。」
と。
理由を聴くと
とてもじゃないけど
ここでは書けないような
校則違反をして、
退学になったようだ。
その子は、普段から欠席気味。
息子の話ではあと数回休むと
落第になるぐらい、
事態は深刻だったらしい。
たまに学校に来ると、
たまたま帰る方向が同じ息子と
途中まで帰るらしく、
息子はその子と行動を共にする
事もあったと言う。
その彼は、息子からすると
とても無邪気で子供っぽく
可愛らしい存在だったようだ。
まるで中学の時の僕みたい。
だと息子は時々話してくれた。
その彼から、LINEで、
「学校を辞めることにした。」
と連絡がきたらしい。
そして、
「君は僕の価値観では、
はかりしれない素晴らしい友。
その人望は将来、役に立つよ。」
と。
息子は、その子とどう言う
風に付き合ってきたかを簡単に
話してくれた。
例えば、学校を休む日が
続いていると、
LINEで、
「今、どうしてる？」
ときく。
彼の答えは、
「ゲーム。」
息子は、
「そうか。」
とだけ答える。
息子は、
「学校に来いよ。」
とは一度も書いたことがなかった。
それは、プレッシャーになるから。
高校時代の私だったら、
「明日は学校に来てね。
待ってるよ。」
と書いてしまいそうだけど、
息子は書かなかった。
それだけでも、息子は友達の
想いに寄り添える感性の持ち主。
息子には中学時代、
信頼できる友達が２人いた。
今でもその子達の事を
時々思い出し、
彼らが自分にしてくれた
嬉しい事を今の友達に
しているのだそうだ。
一人っ子で甘えん坊。
幼い頃から
食物アレルギーがあり、
私は人一倍神経質な母親で、
過干渉で甘やかしてきたと思う。
息子は私が知らない
いろんな経験をして、
いつの間にか友達想いの優しい
青年に成長していた。
それだけでなく、信頼関係も
築いていた。
そういう青年に
成長しつつあることを
昨日、改めて感じた。
思春期真っ只中で、
本音を打ち明けるのも
気恥ずかしい、
もしかしたら悔しいかも
しれない、
ぐらいの想いもあり、
言葉と態度が反対になりがちの
彼らが、
真っ向から人に向かい合い
素直に気持ちを
伝え合っていたことが
私には意外であり、
そして、嬉しかった。
今、学校を去ろう
としている友達を
息子はどう受け止めて
いるのだろう。
息子は彼のことを一生
忘れないと思う。
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