アドラー心理学を基にした
勇気づけを学んでいます、
Kumiです
今日から天気は下り坂。
明日は久しぶりに本格的な
雨になるそうです。
先日、テレビを見ていたら、
青山学院大学を箱根駅伝
3連覇に導いた監督、
原 晋さんが出演されて
いました。
原監督は箱根駅伝に加え、
大学駅伝でも3連覇に
導かれ、両方ともに3連覇
という、史上初の偉業を
達成されたことで、今後の
活躍が期待されている
監督です。
原監督の若者達の能力を
最大限に引き出す言葉の力が、
今、子育て中の親達から注目
されています。
その監督が就任してすぐにしたことは、
選手と、「目標の確認」だったそうです。
「本気で駅伝に出たいかどうかの意思確認、
自分達は、青山学院陸上競技部に入部して
何が一番やりたいことなのか明確化させる、
そこからスタートでした。」
とのこと。
試合直前まで、絶不調だった選手に
対して、魔法の言葉をかけて
見事、逆転し、しかも区間賞まで
獲得したそうです。
そのコツは、絶不調だったとしても
それを見てみない振りをする。
だけど、やるべきことは出来ているか
どうかは、見ておく必要がある。
関所関所で、
「そろそろ箱根駅伝だよな~。
終わっちゃうよな~。これで4年生
終わりか、 もったいないな~」
とタイミングよく、摩り込む。
最後に12月直前になってきて、
少しスイッチが入ってきたタイミングが
わかるので、スイッチが入った瞬間に
一気に褒め言葉で、(気持ちを)のせていく。
スイッチの入るタイミングを見誤らないように。
入ったら一気に
「よーし、いけるよ!いけるよ!いけるぞ!」
というように言葉をかけたそうです。
この話を聞いただけでも、原監督が
いかに選手ひとりひとりを観察して、
その個性、性格を理解しているが
よく分かりますね~。
ちなみに、その魔法の言葉とは、
3区を走った秋山雄飛選手に
対して、
「湘南の神になれる」とか、
その他に「大丈夫!走る!できる!」
「リズムにのって走るんだ~!」のように
たくさんのやる気が出る言葉を
贈られたようで受賞式のスピーチで、
秋山選手は、
「プラス思考で考えて、ここで逆転
したらヒーローになれる!という
気持ちで走りました。」
と笑顔で話されています。
実際まさに「湘南の神」となり、
3区で見事区間賞まで獲得!
これには、言葉をかけた監督
自身もびっくりされたそうです。
子育てにおいても、同じですね。
まず、我が子が何に興味を
もっていて、何が好きかを
よ~く観察することや、
どんな時にやる気スイッチが
入るのかも知っておきたいですね。
スイッチが入る前に
「がんばれ~!」と言うと
逆効果。
スイッチが入ったら、気分が
のっていくようなポジティブな
言葉をかけていくことが
大事なんですね。
そして、一番最初に監督
が話していたように、
「目標を確認する」
ことは、とても大事です。
生活においての目標設定は
○○中(高、大)学に合格する!
という大きな目標設定という
よりは、何時に起きる、何時に食事
をする、何時に寝る、宿題は何時に、
どれくらいやるか、というような
生活習慣の中での小さな目標で、
いいと思います。
勉強をしないで、ゲームや
テレビばかりしていても、
そこには注目しないで、
何か(特別な何かでなくても
日々の生活習慣で)
する時に、タイミングよく
やる気になる言葉かけを
心がけると、子供は自然に
動き出すのです。
見守る+勇気づけですね。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。