午前10時より、本堂で御仏縁をいただいた(法名 釋一心)

の一周忌法要と初盆を勤め、ご家族、親族の皆様が参詣さ

れ盛大に行われました。

 

初盆のお勤めでは阿弥陀経の後に嘆仏偈を勤めました。

お勤め後、住職が御仏縁をいただいた経緯を説き,なぜ嘆

仏偈を読経したのかを参詣者に説明しました。故人が一周

忌法要にご参集いただいた皆様を感謝の笑顔でお迎えし,

仏様となった故人が皆様の前で光り輝いている。

 

『嘆仏偈は「光顔巍巍(こうげんぎぎ)」から始まり,結

婚式などお祝いの時にも読まれる短い偈文です。

 

今日の一周忌法要にはたくさんのご家族、ご親族の皆様に

本堂にお集まりいただきました。亡くなられて一年になり

ますが、皆様は仏となった故人を思うことで念仏がなにか

つかみ取っておられます。

 

お孫さんたちの手を合わせる姿に故人は安堵したと思いま

す。故人の偲び思うことで念仏が相続されていきます。大

変に素晴らしい本堂内の雰囲気でした。

 

故人は「亡くなる前、葬儀は眞養寺に依頼する」と言い残

したことから,ご依頼があった時から、かえがたい御仏縁

をいただきました。この仏縁に感謝し、今後も皆様の念仏

の相続の思いに寄り添ってまいります。

 

お勤めの様子。

 

お勤め終了後、住職の話を聞く参詣者の皆様。

本日は暑い中ご参詣いただき、ありがとうございました。

 

 

夕刻、住職の知人(法名 慈穏院釋慧悟)の四七日法要を執

行し、寺族が参詣しました。

焼香の様子。副住職と坊守、若坊守が参詣しました。

 

四七日は故人が亡くなってからちょうど28日目にあたりま

す。また、3日後には初めての月命日である初月忌を迎え

ます。初月忌はあたり日に勤めることになりました。

 

ご家族、ご親族の皆様は、深い悲しみの中、普段の生活に

戻られ、忙しい日々をお過ごしのことと思います。お勤め

の様子をご覧いただくことで、少しでも皆様のお気持ちが

落ち着いていかれることを願います。