6月15日(日)から3週間以上に観察を続けてきた蘇鉄の雄
花。今朝見ると、美しい黄金色の花が茶色になっているこ
とに気づきました。
今日の蘇鉄の雄花。花の中央が茶色に変色しています。
これは雄花の成長の頂点は過ぎを花の生涯を閉じはじめて
います。緑色から黄色に変色し,やや茶色になってきまし
た。ロケットのような天を衝く勢いはなくなりました。
~蘇鉄の雄花の成長を振り返る~
6月15日(日)撮影
つぼみが出てきた頃。まん丸で色は淡い黄緑色。
6月19日(水)撮影
一週間も経たないうちにどんどん大きくなるつぼみ。
先端が徐々に尖ってきました。
6月28日(金)
前回の撮影から約10日。つぼみはラグビーボールのような
形になってきました。アマガエルが遊びにきました。
7月2日(火)
雄花がいよいよ咲きました。
ロケットのように空に向かって真っすぐ伸びる雄花。
雄花は軸にらせん状に配列した多数の鱗片からなり、その
鱗片は三角形状くさび形で、先端側が広がり、裏面に3~
4個ずつ集まった花粉嚢が多数密生しています。
(Wikipedia参考)
本日7月9日(火)撮影。
花粉を放出し、徐々に先端が垂れて枯れていく雄花。
枯れた後は、花の付け根から若葉が出てくるそうです。
もうしばらく観察を続けます。
(よく見ると花の近くにミヤマアカネが止まっています。)
ちなみに、蘇鉄の雌花はこのように葉の中に隠れて丸い
形です。花が咲き終わった後は、実がたくさんつくそうで
す。
蘇鉄の雌花。
(みんなの趣味の園芸 NHK出版ホームページより)
いつか蘇鉄の雌花も直接見られるといいですね。