昨日のブログでは、真宗大谷派「災害情報公式X」に掲載

されている、輪島にある母の実家の寺院の様子を書きまし

た。※投稿後、新たに写真2枚を追加しています。

 

2月8日、13日の2日間、輪島にあるもう一ケ寺

の親戚の寺院(母の妹の嫁ぎ先)にも、本山の派遣職員の方

々が支援に入られ、その様子も災害情報公式Xに投稿があ

りました。(2月9日と14日)この親戚の寺院も、甚大な

被害を受けていることがわかりました。

 

寺院は山間部にあり、発災後なかなか連絡が取れず父や母

も心配していましたが、寺族は全員無事で安心しました。

停電期間が、1ヶ月以上でとても不便な生活を送られたよう

です。

 

本山の派遣職員の皆さんによる活動の様子です。

まず2月8日は、本堂や玄関の剥がれ落ちた壁面の撤去作

業が、手作業により行われました。

剥がれ落ちた壁面を片付ける様子(「災害情報公式X」より)

 

大量の壁面。(「災害情報公式X」より)

 

本堂内の様子。(「災害情報公式X」より)

 

鐘が落下し、大きく傾いた鐘撞堂。(「災害情報公式X」より)

 

2月13日、2回目の活動の様子。

内陣の畳や残された仏具の整理、崩れた土壁の運搬などを

行ったとのこと。

土壁を運搬する様子。(「災害情報公式X」より)

 

整理された内陣の畳。(「災害情報公式X」より)

 

「皆さんとできるところは片付いた、ありがとう。あとは

大工さんと瓦屋さん待ちや」(「災害情報公式X」より抜

粋)もう随分と会っていない叔父と叔母、従兄弟の顔が浮

かびました。

 

テレビなどのメディアで、真宗大谷派を含め、能登の寺院

の被災状況などは、これまでほとんど紹介されたことはあ

りませんでした。

 

被害が甚大だった奥能登を中心に、能登にある寺院のいず

れもが本堂や庫裏、墓地などに何らかの被害が出ており、

寺の復旧、復興に向けて、地元の住職と寺族・門徒は真宗

の教えの相続について、日々思い悩んでいます。

 

本山からの派遣職員の皆さんをはじめ,全国からの支援を

受け「能登はやさしや土までも」・「真宗王国」の復

興復活を願っています。被災地での活動に心より感謝申

し上げます。南無阿弥陀仏。